2018年9月30日日曜日

甲府幕岩(9/25)

先週末もまた、IJC♥︎とOCCのみなさんと甲府幕岩。
まずは、登った課題。

・エキセントリック・ヨシコ 5.10a(MOS)
・秘密の岩園 5.10c(MOS)
・JUNE 5.11b/c(×,RP)
・ピッコロ 5.10d(×,RP)

この日のトピックスとしては、JUNEのグランドフォールからの上部ノーテンでの魂のRP。ピッコロの完全ムーブバラしからの魂のRPが挙げられる。

まず、「オンリーワン 5.11d/12a」狙いで向かった甲府幕岩。
性格上、狙いの課題の隣の課題はちょっと登っておかないとダメかなーと思い、オブザベの時点で、「JUNE 5.11b/c」を片付けようと思った。

そして、出だしは「オンリーワン 5.11d/12a」と被らないライン採りだとボルト位置から推測。左のカンテラインをカンテ沿いに登ろうとして、1ピン目足元で、ヒールをかけてガバに見えるホールドを取りに行くも、目標ホールドがイメージよりだいぶ悪く、身体を引き上げる自信がなくなった。
しかし既に大きく右足のヒールに乗り込み、デッド気味に手を出していた為、一生懸命クライムダウンを試みたが、手が抜けてグランドフォール。唯一の救いはヒールを解除して落ちれた為、着地は上手くできたという点であろうか。

行きつ戻りつ3回くらいで決めたムーブだったので(自分としては決断がだいぶ早かった(笑))、もっと地面まで戻るなど、慎重に行けばよかった。
地面がふかふかの土かつ、受け身は取れるように動けたので全くケガをすることがなかったが、外岩でグランドフォールをしたことがなかっただけに、ちょっとショックだった。
その後、かなり慎重にムーブを起こし、上部もかなり慎重にムーブを起こし、なんとか次のトライで完登。しかしながら、4ピン目(テラスの出だしも、クリップが先行できず、テラスにグランドフォールしそうで、かなり逡巡した。)




そしてとても「オンリーワン」を触る気になれなかったので、問題の「ピッコロ 5.10d」をMOSトライした。
こちらは、最終ピン付近が、どう考えてもホールドが乏しく、ランジ等、悪いムーブしかイメージできず、全くできる気がしておらず、後回しにしていたが、知り合いの強強クライマーが大したことないと仰っていたので、オブザベを真剣にしてみた結果、行ける気がしてトライ開始。
結果、やっぱり最終ピン付近がやばかった。行きつ戻りつ、粘りに粘ったが、10回目くらいに起こしたムーブでフォールした。その後ハングドッグしてもなかなかムーブができないので、断片的にバラして、全く次は行ける感はなかったが、日も暮れてきたし、宿題を残すのが嫌だったので、もう一便。
奇跡のムーブがなんとか成功しRP。
多分一生できないので、一生もう登らないかも。





振り返ってみると、いつも通りアツイ1日だったが、そろそろ本気で登りたい課題に目を向けていこうと思った。次は「オンリーワン」を絶対登ろう!


そういえば、「秘密の岩園 5.10c」は狙い通りとても面白かった!1ヶ月くらい何だかんだとタイミングを見計らってましたが、ようやく登ることができました!
IJC♥︎のみなさんにオススメ☆☆☆☆


甲府幕岩 課題整理(2018年9月時点)

IJC♥︎での活動によって、甲府幕岩に今年、劇的に行っている。
そろそろ手頃な課題がなくなってきたということで、今後何から取り組むかを考えるために一度整理。

【2015/5:初】
・イエローマウンテン 5.9(MOS)
・ペンタゴン 5.9(FL)
・アコナ 5.10a(FL)
・WORK ON 5.11a(×,RP)

【2016/8】
・なべちゃん 5.8(MOS)
・ピリカ 5.10b/c(×.RP)

【2016/11】
・バルタン 5.9(NP)(OS)
・ブルーマウンテン 5.10a/b(NP)(OS)

【2017/9】
・森の唄 5.10a(FL)
・ナイトミュージック 5.12a(RP,通算3日,6便)
※2016/8&10にお触り。
・スパイラルリーフ 5.11b(FL)
・栗拾い 5.10c(MOS)
・きのこ狩り 5.10b/c(MOS)

【2018/4】
・HIVE 5.10a(MOS)
・WILD WOOD 5.10c(MOS)
・深海の幻想 5.11a(MOS)
・キルト 5.11b/c(MOS)

【2018/5】
・ドラえもん 5.10c(RP,通算2日,2便)
※2015/5にお触り→途中敗退。
・GATE 5.10c(FL)
・蜂の巣 5.10d(MOS)
・トカゲ北上中 5.11b/c(MOS)
・ジューンブライド 5.11c(MOS)

【2018/6】
・てるやまもみじ 5.10a/b(FL)
・わささび 5.10b(MOS)
・シリコロカムイ 5.10d(RP、ナイトミュージックをトライしていた時に、トップアウトの為に使ったことがあるため)
・サイコモーター 5.11a/b(MOS)
・ジベリングス 5.11d(RP、通算5便、2日)

【2018/8】
・ワイルドトットちゃん 5.10b/c(FL)
・アイソメトリック 5.10c(MOS)
・ダダ 5.10c(MOS)
・ダーティークライマーズ 5.11b(×,×,RP)

【2018/9/9】
・山椒は辛い 5.11a(×,RP)
・シルキー 5.11b(×,RP)

【2018/9/16】
・動物がイッパイ 5.10b(FL)
・木の実がイッパイ 5.10c(FL)
・ブラッキー 5.11b(×,×,RP)

【2018/9/25】
・エキセントリック・ヨシコ 5.10a(MOS)
・秘密の岩園 5.10c(MOS)
・JUNE 5.11b/c(×,RP)
・ピッコロ 5.10d(×,RP)

*****
〜5.9 OS&FL:4本 RP:0本  (OS&FL率:100%)
5.10台 OS&FL:18本 RP:4本(OS&FL率:81%)
5.11a OS&FL:2本 RP:2本(OS&FL率:50%)
5.11b OS&FL:3本 RP:4本(OS&FL率:42%)
5.11c OS&FL:1本 RP:0本(OS&FL率:100%)
5.11d OS&FL:0本 RP:1本(OS&FL率:0%)
5.12a OS&FL:0本 RP:1本(OS&FL率:0%)

総完登数:OS&FL:28本 RP:12本 合計40本(うち2018年に完登った課題が27本)

********

【残りの5.10台】(日本100岩場を参照)

・50への扉 5.10
・森からのおくりもの 5.10b
・ゼットン 5.10b/c(NP)
・北郎メモリアル 5.10b/c
・地震・雷・火事・台風 5.10c
・メイプルの涙 5.10c
・腐っても台 5.10c
・森であそぼう 5.10c/d
・勝手口 5.10d

合計:9本

【5.11台】

・コジマン 5.11a
・ライスシャワー 5.11b
・つぎいってみよー 5.11b
・正門 5.11b
・電光石火 5.11b
・30へのアプローチ 5.11b
・ジョージア 5.11b/c
・イーブイ 5.11c
・ブースター 5.11c
・岳でキョン 5.11c
・ロイヤルストレートフラッシュ5.11c
・カルトがいっぱい 5.11c
・ザショート 5.11c
・チーム・アメリカ 5.11c
・霊感ソーリー 5.11c/d
・開拓万事塞翁が馬 5.11c/d
・初夏 5.11d
・オンリーワン 5.11d/12a

合計:18本

【5.12台】

・パストラル 5.12a
・アフリカ像が好き 5.12a
・爆弾低気圧 5.12a
・甲府の軟派師 5.12a/b
・安近短 5.12a/b
・ヒーリングレッジ 5.12b
・鉄の爪 5.12b/c
・みこすり半劇場 5.12c
・こけまんじゅう 5.12c
・幻の右 5.12c
・スモーキーマウンテン 5.12c
・Miss your kiss 5.12c/d
・レラ 5.12d

合計:13本

【5.13台】

・風になれ 5.13a
・ア・ラ・ポテト 5.13a

合計:2本

未完登課題総合計:42本

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ということで、残りの課題も、登ってきた課題数くらいあると判明(笑)
まだまだ甲府幕岩は登り尽くせないんだなーと痛感(笑)
甲府幕岩は、11月中旬までは問題なく行けるはずなので、このあとは、面白そうな5.11後半〜5.12台を触っていきたいと思ふ。
来年は、今の5.10台を登るような感じで、5.11前半が登れたら、ほとんど登り尽くせる気がする(夢)

さて、今シーズンはどこまでいけるかなー!

2018年9月20日木曜日

最近の外岩クライミング(9/8,9.16,17)


9/8,9はI登山塾女子会、IJC♥︎と名称変更。ということで今後はIJC♥︎の部活動ということになる。
※石田登山塾女子クライミングクラブであり、石田登山塾熟女クライミングクラブではない。

お天気の関係で、初日は天王岩(2年以上ぶり?)
翌日はパリパリを祈りつつ甲府幕岩。


こちらはIJC♥︎のコラボ相手でもある、OCCの皆様との晩餐会♥︎トマトを焼くなど、レベルの差を痛感させられるほどオシャレ。IJC♥︎の晩餐会も目指したい姿(笑)



9/16は、IJC♥︎のIS部長とエースMさんと甲府幕岩、9/17は富士山ガイドの大先輩のMSJさんと瑞牆山不動沢屏風岩。

まずは、トライしたルートから。
9/8《天王岩》
・ヒトリシズカ 5.8(アップ)
・ちいせみ 5.9(アップ)
・ノーリー 5.10b/c(アップ)

・ニルバーナー 5.11b(×,×,RP,通算5日,15便くらい?)
こちらも2年前くらいにハードRPに失敗し放置していた課題。久しぶりにやってみたら
、マスターオンサイトトライ風には、当たり前だがトライできた。しかし、最終ピンがかけられず、2便目もリップ落ち、3便目でRP。(つまりOSは今の実力でも厳しく、2年前は全ピンテンションスタイルでトライし、最高ワンテンだった。)




9/9《甲府幕岩》
・HIVE 5.10a(アップ)
・腐っても台 5.10c(MOS)→次行ってみよう 5.11b(横隔限定)(横隔を使ったためノーカウント)
これ5.10c ってくらい難しかった…。



・シルキー 5.11b(×,RP)
出だしで、行きつ戻りつ、行きつ戻りつを5回くらい繰り返した挙句、1度1時間ほどのレストに入る。ルートの前でオブザベと瞑想をするも、イメージ通りの動きが起こしきれず、手がすっぽ抜けそうになり、テンションコール。予想通り、ハングドックしたら、すぐにムーブもでき、ホールドもわかった。こういうボルダー系の課題は、コンスタントにOSできるようになったとき、だいぶ成長を感じるんだろうな…。ホールドがわかってしまえば、2撃は絶対できる的なやつでした。



・山椒は辛い 5.11a(×,RP)
こちらはその場にいた全員が絶句するほどの、ベストオブ、gomiトライ。
シルキーの2便目から、20分くらいしか時間を空けず、集中力もあまり高めず、何かに追われるようにトライ。結果、4ピン目くらいの刺さるようなカチホールドに、指耐えられなくなり、粘れずテンション。義務的に2撃して終了。「深海の幻想」「サイコモーター」「キルト」「トカゲ北上中」などをOSしているだけに、「山椒は辛い」は確実に簡単だったので、OSできなかったことは最大限、悔やまれる。
タイミング、集中力、判断力等すべてのミスによりこのような結果に…

9/16 《甲府幕岩》
・なべちゃん 5.8(アップ)
・動物がイッパイ 5.10b(FL?,再登?)
・木の実がイッパイ 5.10c(FL?,再登?)

・ブラッキー 5.11b(×,×,RP)
最終ピン、実質ラスト1手と1歩までいったが、ホールド探せず、右手のカチが耐えられなくなり、すっぽ抜けてフォール。
そのセクションのホールドやムーブはハングドックしたらすぐにできたので、2撃は余裕かと思いきや、行きつ戻りつした、3,4ピン目間でムーブがわからなくなりフォールし、高度が落ちる。
こ、これはワニワニワニ(※瑞牆、カサメリの5.11bであり、同じようにOSトライでラスト1手までいった)の再来。今日終わらせなければ、泥沼にハマる!と思い、日が暮れてきており、レスト時間が30分も満たないまま、3便目。
全セクションヨレてムーブが荒れる中、全身全霊をかけた魂のトライでなんとかRP(笑)。終わってみればなんとか旬を逃さなかった。

そもそもOSに向けて、集中力が高めきれなかったのも、悔やまれる点ではあった。シークエンスやホールドが覚えづらく(特にカンテのかかりがにかりよったり)、OSとハードレッドポイントの紙一重の課題。今後はさらに警戒しようと思う(笑)




9/17 《瑞牆山》ALL NP
・エンペラークラック 5.9(ワイド系)(FL)
出だしと最上部が難しい。5.10aはある気がする。

・JECC 5.11a(OS)

長さ45m、超純粋なストレニ系に感じた。(レストポイント→数手悪いの連続で、クラックの技術的難しさというよりは、戦略的に難しいという課題。幸いに超得意系(「LIFE LINE」 「ギャラクシアン」等のオンサイトトライに似ていると感じた)だったので、全身の筋繊維が崩壊するような感覚、 自分の肉体と精神の限界の先に何度も行った気がするが(笑)、無事OSすることができた。
→案の定今なお、全身筋肉痛の痛みと虚無感がとれない。
しかし、久しぶりのベストクライミングだった。


最後に…
これからベストシーズンに入っていくにあたって、日も短くなってくることだし、1日1日を大切に過ごしたい。

よりたくさんの自分にとっての旬のルートをオンサイトできますように。また、目標ルートも意識してトライしていきたい。



2018年9月13日木曜日

フィジカルトレーニングとクライミングトレーニングについての考察

最近某友人からフィジカルトレーニングについての質問をいただいたので、自分の考えていることや、効果を感じていることを書き上げてみる。


                       《他にピラティスとバレエレッスンのDVDもやっている》


富士山の仕事を挟むと、集中力や身体の使い方、心と身体の疲れについて、感覚が鈍っていることもあり、トレーニングの質は富士山前までには戻ってませんが、最近やっていることも含め、参考までに…


でははじめに、クライミングの上達に効果があると感じたこと。

1位:OSやトライ数(何便でRPできたか)にこだわる。

コンペに出てトライ数の重み=アテンプト差を痛感することで恒常的に気にする習慣がついた。
OSや数トライでRPする為には、ダラダラ登らない。目的意識を持って取り組む。特にリードは外岩でもジムでも全課題OS狙いで、逃しても1dayRPを目指しているので、だいぶOSグレードが伸びた。)

逆に5.10台のマスターオンサイトトライさえまともにできなかったころ、5.12aをやっていた(初めて5.12aを登ったのは、2015年7月であり、5日以上、20便くらい出した、有笠の「非牡丹博徒」)みたいなことをあまりしていないので、

・最高RPグレードは、備中の「morisama」 5.12a/b 3便。(2018年5月)
・ベースキャンプの垂壁にあった5.12bを3便。(2017年 10月)

・OSグレードは、瑞牆の「LIFE LINE」5.12a(2016年10月)
・ジムでは、ツナミの5.12aをOSしている。(2018年5月)

つまり外岩では、OS 5.12a  RP5.12a/b
ということになる。
ジムでは、OS 5.12a RP 5.12b
こちらの記録が最高到達点。

次にコンスタントにOSできるグレードを考えてみる。

現時点での自分の体感では、

☆外岩
OS率90%:5.10台
OS率70%:5.11a
OS率50% :5.11b
OS率20%以下 5.11c以上

☆ジム 
OS率90%:5.11a以下
OS率50%:5.11c
OS率 20%以下:5.11d以上

という感じ。
外岩では、5.11b/cくらい、ジムだと5.11c/dくらいのOSトライをすると、最近はOSを逃したとしても、1day、3便以内でなんとかRPできる可能性が高い。なので本気トライで選ぶ課題はそのくらいのグレードに基本はしている。

2位:トライの反省を深める
絶対に登れてよかった、残念だったで終わらせない。OSでもRPでも。
例:・本当はOSするべきだった。OSはできたけれど、5ピン目のムーブのイメージが全然違い、現場処理でなんとかしたので、オブザベに課題があった。
OSを狙っていたけれど、ムーブとホールドの持ち感がイメージと違い難しすぎて、今の実力では全然無理だった。

・本当は5便以内で登らなくてはいけなかった課題だった。(足位置や手順を若干間違えて無駄にフォールしたり、レスト時間の調整、自分のコンディショニングの失敗等のせいもあり、便数を余計に出した。)

・この課題は、何度ムーブを練習しても、劇的に楽になるムーブは今の実力では発見できないので、10便だして進捗状況が変わらないようだったら封印しよう。

とか、具体的にオンサイトトライとレッドポイントトライを別物と考えて両方の反省する。

ちなみにジムだと1カ月、20便くらいまで時間のかかる課題を許容している。
逆外岩だと2週かけて(最大4日)進捗がない課題は封印している。

3位:ボルダリングの本気トライとムーブ練習。
リードばかりやっていると、1時間かけてムーブを作るということがなくなるので、ボルダリングもオンサイトトライ中心だが、ボルダリングの1dayでRPするくらいの課題を2週間に1日は必ず取り入れて行うように意識している。

また、インドアボルダーが自分のペースでリラックスした状態で1番取り組める分野ということもあり、10級から本気でムーブ練習をしている。(ボルダー練習をやる時間がなかった場合、5.6〜8くらいのルートでトップロープで行うこともある。)
1手1手ホールディングについて考察し、試行錯誤を重ねて違和感のないホールディング、足の置き方、力の入れ方、抜き方、背骨、骨盤、首の位置を日々自分なりに研究している。
この練習のおかげで、身体を痛めることがここ半年くらいなくなった気がする。(慢性的に左肩の付け根が半年前まで痛かった。)

4位:ラン&コンディショニング
だいたい一週間で20kmくらい走ると身体のキレが良くなる気がしている。だいたい1日おきに5kmくらい走ろうと思っている。

またコンディショニングというのは、お風呂に長時間入って疲労をとる。ストレッチやセルフマッサージをまじめにやる等のアフターケアのことであり、特に前腕と指のマッサージ、足のマッサージを入念に行うかサボるかで、ジムや外岩のパフォーマンスの良し悪しにかなり影響があると感じている。

5位:フィジカルトレーニング
1番効果を感じているのは、繊細な筋肉の動きを感じられるような運動。バレエ、ピラティス、ヨガ、カーヴィーダンスなどを、DVDを見ながら日替わりでやっていることと、スクワットなど身体の重心を感じるような運動。隙間時間に10分からできるので、あんまり億劫にならず続けられている。またできるだけ、日常生活でも姿勢をよくすることを意識している。
特に足の指の圧力と膝を伸ばすチカラをすぐ抜いてしまうので、足先を意識している。

6位:(総合的に)レスト
爆発的なエネルギーを発揮する為には、力を抜くことだと考えていて、クライミングから離れ時間を意図的に作る。


常に同じサイクルで生活しないことや、(1年中火、木リードジムで、週末は全て外岩に費やすとか)、身体の周期を意識して行動する。こちらは去年から考えて続けていることであり、週末外岩の予定がないことが耐えられないと思って、どんどん先の予定を決めていたが、心身ともに疲労が溜まってくるので、スケジュールをギチギチにしなくなったらだいぶ質が上がった。(ただし人から誘われることもほとんどなくなった(笑))

身体に疲労を溜めないようにすることも考え続ける。走りすぎたり、フィジカルトレーニングし過ぎたりすると、クライミング前に疲れが残る為よくないと反省したり、またクライミングにおける追い込みトレーニングやウォーミングアップも、どれくらいの量をやるのかも考える。

またRPトライのインターバル時間も対象物をRPする為にはどれくらいが適正なのかについて考える。
ジムでも外岩でも、登れず、2便目で余裕でRPできる気がしない課題に出会った時は、イメージ作り、シークエンスの反芻、対象物の前での瞑想(意識を集中する時間をとること)は登れるか登れないかギリギリのラインの課題をギリギリ完登に導いてくれる可能性が高いので、何分その時間をとるべきかを考える。(30分〜2時間の間が多い)


******
今までやってきたトレーニングと考察

2012年1月末からボルダリングジムスタッフとなりインドアボルダーからフリークライミングをスタート。それまでは年に数回ジムに行くか行かないか、外岩経験といえば、丹沢の懸垂岩で年1にロープワーク訓練くらい。

*ボルダリングジムスタッフ時代(2012年1月〜2016年7月)
クライミング頻度週5以上(2014年春くらいまで、90%ボルダー。2014年春から、タイプラナン遠征に向けジムと奥多摩の岩場でリード開始。しかし、2014年は富士山バムをしていたため、6カ月自宅にいない生活。また7,8月はまったくジムに行かない生活。
2016年2月〜2017年2月まで:pump年パスを購入し、週3日以上リード&ボルダー。合計で週6日くらいクライミング。

☆フィジカルトレーニング
・ヨガ 週3日くらい(3年くらい)
・指懸垂 週2回くらい
・バレエ教室 週1回(半年くらい)

*給食センタースタッフ時代(2016年9月〜現在)
2016年2月〜2017年2月までクライミング頻度週5日以上(2016年9月〜2017年2月からは週5日以上リード)

2017年2月〜8月まで
交通事故に遭い、1ヵ月完全レストのちボルダー週3回。
2ヵ月後から、ボルダー、リード週1回づつ。

2017年9月〜現在
・ジム平日週2回(リード+ボルダー。リードしかやらない日もあるし、ボルダーしかやらない日もある)
・土日外岩
※ただし、12月〜2月は外岩の頻度は月1回くらい

☆フィジカルトレーニング
・ボイラー室での筋トレ 平日毎日(スクワットとダンベル30分くらい。ただし6〜9月は暑すぎて中断)
・ランニング 週3日〜5日 5〜10kmくらい(2017年11月〜。ただし暑すぎて6月から中断)
・懸垂 週1回 10回くらい
・ピラティスorヨガorエアロビ的なやつを10〜60分 週2回くらいDVD等で。

過去のブログやFacebook、日記から振り返ってみると、こんな感じだが、クライミングの上達に直接繋がっているのは、質を高める努力だと思う。ボルダリングスタッフの頃は寝ても覚めても登り続けられる環境にあったし、週5日以上はジムなり外岩なりで登っていた。
しかし、だからといって毎日少しづつ成長していたかと聞かれたら、答えはNOだ。
完登できないことや、成長できないことに日々向き合えず、代わりに毎日登るという行為でその不安を払拭していた。

転職してからの方が、登る時間はピーク時の半分にも満たないと思うが、成長の可能性を感じているし、登らないことに対する不安よりも、集中力や、質の高いトレーニングやトライができないことをかなり不安視していて、惰性的になりそうになったら早めに切り上げる、レストする等を選択するようになり、頻度や量がかなり下がった。そうは言っても、成長する為には、週3日はクライミングをジムなり外岩なりでした方がいいなーとは今の所、思っている。

こんな感じでいかがでしょう?
最後に大きく振り返る良い機会となりました!
自分の思考や行動を分析し、振り返るのも最大限の成長につながる行為かとも思う。
近々生活サイクルと食物、体重、についても振り返ってみようと思う(笑)

2018年9月3日月曜日

2018年下半期の夢と現実

そういえば、上半期に立てた目標は、
甲府幕岩のスモーキーマウンテン 5.12c RP。
三倉のジェードルルート OS。
瑞牆 トワイライト、カヌーOS。
とかだったような…。

夏を超えてみて、目標の厳しさを痛感しているのである…。

まず9月のシルバーウイークに親の里帰りやら、富士山の反省会やらで、岩場に出かけるのが難しい状況となり、3連休×2をほとほと捨てる感じ…。

10月にピークを持っていきたいが、そんな状況で間に合うのかは不明。

少なくともスモーキーマウンテンを2日、8トライ以内で落とすという当初の計画は、来年に持ち越してもいいかなーと思ってきた今日この頃。

というか、少なくとも
・爆弾低気圧 5.12a
・初夏 5.11d
・甲府の軟派師 5.12a/b
・アフリカ象が好き 5.12a

等を最低でも終わらせてから、触りたい…。
5.11台もまだたくさん残っていることだし、従来通り、数トライで登れるやつからやっていこう思ってしまう。

また、クラックだって5.11台前半を安定してOSできないことには、5.11台後半のOSを視野に入れた完登は奇跡に近い現象だろう。

夏を超えると、自信がなくなってきてしまうのは悩みの種ではあるが冷静に現実かなとは思ふ…。

そして、夢の国〜ミクランドツアー〜は11月に実現予定だが、こちらも前回よりも成果が出せるところまで、持っていけるかは不明。

せめて、前回敗退した5.9〜5.10cのスラブを何本か回収したいし、モルモットクラックは絶対RPしたいし、ジェードルはあまりにも高望みなので、せめて青白ハングの5.10台を5本はOSしたい!!

ほんといろいろ時間が足りないけど、日々の生活にもそれなりに消耗して、ジムの連登はやはり無意味に感じるし、荻パンの課題は依然にもまして難しく感じるし、pump2でも劣化を感じてしまいモチベーションはあまり上がらずと、ジムクライマーとしては今が頑張りどころかと(笑)

そうはいっても、目の前の出来そうな小さなステップを積み上げていくことしか楽しめないので、焦らず目標を再検討しながら、残り少なくなってきたわたしのハイシーズン(今年は文化の日までかなー)を最大限楽しみたいと思ふ!

とりあえず9月は、12月のボルダーコンペの為のボルダー貯金を、10月は山梨シーズンの追い込み、11月は三倉をピークにふたたびジムに引きこもり、12月のコンペ後から、出来る限り石灰岩かなー。

ということで、涼しくなってきたら、フィジカルトレーニングもぼちぼち再開しよう。(今回は減量等よりは、身体の可動域と運動能力を上げるイメージで取り組んで行きたい)

ああほんと、リードで数字1つ、ボルダーで数字2つ上げたい(夢)

ということで、秋が楽しみになってきた(笑)^ ^