10/6〜8
@小川山、瑞牆山
H子さんと。
初日は天気が微妙だったので乾きのよいエリア。
思いついたのは、遥か3年半前、初めての小川山で行った仏岩。
訳もわからず、トップロープで無名のワイドが登れなかった記憶と、「ノーリターン」をトライしていたクライマーの過激なトライの記憶を辿って。
2日目:まさかのバベルの塔に行く流れとなり、バベル大散策と「ラドン」
H子先生の狙いはガラモン!
3日目:パートナーがクライミング不可ということで、頼み込んで再び仏岩。
【3日間の気づき】
・ヘッデントライでの、完登力の欠如(神力の欠如)
・瑞牆力の欠如
・花崗岩の素晴らしさ(小川山、瑞牆山の楽しさ)
・パートナーとの相性の良さ♡(アプローチ力、イコールパートナー)
・今回久しぶりに花崗岩へ行くことができ、改めて。
強く惹かれ、熱く情熱を1番注ぎたいのは、花崗岩でのクライミングだと思う。
外岩の中でもアプローチが近く、安全、快適に本気トライに全集中力を注ぎ込める、外岩的pump2よりも、
岩を探し歩き、そしてジムでは絶対に体験することのできない、壮大な1本を味わう贅沢。
「瑞牆で自由に登れるクライマーになりたい」という夢は、永遠に不滅であると。
たった1度、慣れ親しんでないエリアに行くだけで、そう思えるのだから、瑞牆の魅力はすごい(笑)
今のところ、瑞牆に遊ばれてばかりだけど…笑
【3日間の成果】
・ノーリターン 5.10c(NP)(×,×,×,RP,通算4便,2日)
オンサイトトライは途中敗退、2便目TO。3便目ゴール1メートル手前でフォール。
頼み込んだ最終日、身体が重すぎて、1便で決めるしかないと思った。
・ラドン 5.10b(NP,ワイド)(OS)
中間部まで苦しんだが、今まで登った5.10bのワイドの中では一番簡単だった。ロプロス、ロデム、ポセイドン、地味に狙って行きます(笑)
・無名の仏岩のワイドクラック」は引き続き宿題(涙)
最終日、アップで触ったが、疲労がやばすぎて?出だし浮けず(笑)
10/11,13
甲府幕岩(納め)
たくさんの素晴らしく、楽しい思い出ができた甲府幕岩。
10/11に雪山先生に講習用の5.10台をガンガンオススメできたのも、IJC♥︎の活動やOCCとのコラボや、真夏の雷雨の日でもとりあえず行ってみたおかげ(笑)
講習の下見
最終リザルトは、
10/11
・メイプルの涙 5.10c(FL)
かっこいい写真上から取ってもらった(@メイプルの涙)
・森で遊ぼう 5.10c/d (MOS)
・コジマン 5.11a(MOS)
・ライスシャワー 5.11b(MOS)
10/13
・ゼットン 5.10b/c(NP)(OS)
・オンリーワン 5.11d/12a(×,RP)
総完登数:OS&FL:33本 RP:13本 合計46本(うち2018年に完登った課題が33本)
で納め。
2016年8月に、勧められるがままに、掛けてもらったヌンチャクを使って、「ナイトミュージック」をトライし、抜けられもせず、呪いにかかったように、甲府幕岩=「ナイトミュージック」をなんとなくトライし、テンション数減らず、登れず、なんとなく好きになれないイメージだった。
※「ナイトミュージック」を完登した時点で、5.11台は「WORK ON」しか登っていない。
※※ 今年は5.12台は1本もトライしていない(笑)
2018年2月、湯河原幕岩で「シャクシャイン」 5.10dを2撃、「コンケスタドール」 5.12aを敗退した日に私は塾長先生にこう言ったと思う。
“ボルトルートは楽しめない。オンサイトトライのコツがわからないけど、5.12台をガツガツオンサイトしたい。
5.10台を登っても、全く練習にならないと…。”
4月。ISさんとH子さんと3時間歩いて、たどり着いた甲府幕岩。
私に足りないものは岩に対する謙虚さと、純粋さだと2人が教えてくれた。
普通自分より強い人が、ヌンチャクを掛けてくれたなら、掛かっているヌンチャクを使って、課題を登りたいもんだろうという、ボルトルートの自分の中でのコモンセンスをいい意味で裏切ってくれたことに、実は心底感動した。
H子さんの感動的なブルーマウンテンのRPトライ。
それから10月まで、オンサイトトライをして、ダメだったらその日中にレッドポイントするスタイルで、毎月毎月一緒に登った。
おかげ様で、今年はほとんど宿題を残していないと思うし、完登以外の得られるものがすごく多かった。
私にとってIJC♥︎のメンバーの皆さまは、月一の女子会から、声をかけやすく、一緒にたくさん登りたいと頭によぎる、貴重なクライミングパートナーになってきた。
これからもメンバーに迷惑にならない限り、たくさん一緒にクライミングに行きたい!
こちらは2,3年に一度くらいの女子会
変顔でかさむ出費と、ガールズトークを華麗にこなすの巻(笑)
10/14
久しぶりにI塾ロープワーク講習に参加。
午前中はきゃっきゃしながら、楽しく素朴な質問(ロープは何故キンクするのかとか)→解析トライの繰り返し。
午後は、登り返しを大復習。さすがに去年散々練習していたので、去年より理解度はかなり上がった。
でも、ここで体力と、精神力の限界。
ロープワークは、私にとっては登るより、よっぽど精神的にも肉体的に疲れることである。
久しぶりにロープワーク講習に出ると、どこまでこの分野に労力をかけるんだろかと頭によぎる。
例えば、大堂海岸の懸垂下降でアプローチするエリアのリーダーや、花崗岩の長いマルチには行けるようになりたいから私はまだ頑張る気になれるが、クラックでもボルトルートでもアプローチ歩きで、整備されている岩場で十分楽しめるなら、ロープワークができなくてもいいと思うし、やればやるほど必要性を感じなくなるだろう。
ロープワークもクライミングのムーブ習得や、オンサイト、レッドポイントタクティクスと一緒で、習得するには時間と労力がだいぶかかると思う。
そうは言っても、だいぶ理屈がわかってきたので、ロープワークもおもしろくなってきた。
*******
最後に。
あっという間に山梨シーズンが終わっていく10月。全てのことが過ぎ去っていく、10月は毎年悔いが残る気がしている。
春から秋を見据えてイメージできていただろうか?
今月を逃すと、もう小川瑞牆で登れるのは来年になってしまうというのに…。
今年は今日がレストでもいいと思ったくらいなので、完全にペース配分をミスった…。
来年以降小川、瑞牆のベストシーズンをほとんど岩場で過ごせるようにしたいと思い始めた…(笑)
期間限定の住居希望(笑)
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