HM先生とマルチピッチ講習。
@スラブ状岸壁
スラブ状岸壁は小川山に20回くらいしか行ったことがない中の10回くらいを占めている気がする…笑
今回も支点構築練習の後はガマルートのバリエーションへ。
1p目は私がリードで、ワイドクラックっぽいクラックを目指す直線ラインからスタート。
行きつ戻りつを繰り返して、少しもろめのカチホールドが豊富にあるラインからアプローチ。
どうやら恐怖センサーは「びびりすぎ」に戻ったらしい…笑
プロテクションがとれるところは常に固め取り(岩が脆い気がして怖いため)を繰り返しながら、行きつ戻りつして、ワイドクラック下部へ。
ワイドクラックは6番サイズのカムでも広すぎて入らないので、15分くらい行きつ戻りつを繰り返し向きを変えるなどを試みたが、怖すぎてクラック内部に入れず、諦めて左のフェイスラインを変更。
左上して木でピッチを切る。
2p目はHM先生がリードで、左から登ったことがないという私の希望を叶えていただき、左へ進んでいただく。
少しずつロープが出ていき順調にピッチを伸ばされていた様にもみえたが、赤ロープだけ先にいっぱいになり、青ロープはずっと引かれなかったので、赤ロープの方が若干短く、かつ沢山クリップされていて屈曲しており、ピッチを切っておらず進んでいる途中という予測を立てた。
@スラブ状岸壁
スラブ状岸壁は小川山に20回くらいしか行ったことがない中の10回くらいを占めている気がする…笑
今回も支点構築練習の後はガマルートのバリエーションへ。
1p目は私がリードで、ワイドクラックっぽいクラックを目指す直線ラインからスタート。
行きつ戻りつを繰り返して、少しもろめのカチホールドが豊富にあるラインからアプローチ。
どうやら恐怖センサーは「びびりすぎ」に戻ったらしい…笑
プロテクションがとれるところは常に固め取り(岩が脆い気がして怖いため)を繰り返しながら、行きつ戻りつして、ワイドクラック下部へ。
ワイドクラックは6番サイズのカムでも広すぎて入らないので、15分くらい行きつ戻りつを繰り返し向きを変えるなどを試みたが、怖すぎてクラック内部に入れず、諦めて左のフェイスラインを変更。
左上して木でピッチを切る。
2p目はHM先生がリードで、左から登ったことがないという私の希望を叶えていただき、左へ進んでいただく。
少しずつロープが出ていき順調にピッチを伸ばされていた様にもみえたが、赤ロープだけ先にいっぱいになり、青ロープはずっと引かれなかったので、赤ロープの方が若干短く、かつ沢山クリップされていて屈曲しており、ピッチを切っておらず進んでいる途中という予測を立てた。
しかし、15分くらい待ってもいっこうにロープが引かれない為、師匠から打診が…。
ピッチを切ってビレイをしているのか、この時点では半信半疑だったが、このまま待っていても現状は変わらなそうだったので、絶対落ちないことを条件に進むことにした。
進んでみると脆いし、悪い。
そして5番カムを回収するとき、岩が2回欠けて、2回落ちた…泣
ビレイがされていなかったら死んでいた…泣泣
なので、ビレイはして下さっているということが判明し、少し安心して進む。(師匠が結んでいた赤ロープが進み始めた瞬間青ロープも引かれ始めたので、ロープはビレイされているだろうとは思っていたが…)
無事にビレイポイントに着きHM先生と合流するなり、HM先生は「ロープが手繰れず、途方にくれていた」と繰り返し言っていた…笑
ロープをL字に屈曲させてしまっていて、登っている時点でかなり重く、それでも足場が良くて、しっかりとした立木がある右上でピッチが切りたく、実際そこに上がってみたところ、ロープをアップすることが非常に大変だったらしい。
そして青ロープが途中から全く手繰れなくなってしまったらしい。
そこで少し降りてみてビレイしてみたり、下まで降りてみようか考えたりと色々と思いついた様だが、どれも上手くいかず途方にくれてしまったらしい。
なるほど…。
とりあえず自分の予測と全然違う。
まず、予測に反してHM先生は早い段階でピッチを切っていて、ロープアップじたいはロープ半分より手前から始めていた。
→ロープの流れがスムーズに進んでいる程の速さなので、アップされていることに気づかなかった。
→1時間強のリードなんて自分はザラにやってしまうということと、右ルートはクライミングが簡単で自分はロープを40mくらい伸ばしてピッチを切ったことがあったため、伸ばしている感覚があまりなく、
まだまだリード中だと思っていた。
一番の問題点は自分を基準にパートナーの現状を予測してしまうことだと痛感した。
今回の反省から、今後はロープの流れが極度に悪いパターンも予測の選択肢に入れられると思った。
ロープがL字に屈曲して流れが悪くなり、ロープが上がらず、声が聞こえなくなって立ち往生したと言えば3年前、阿弥陀北陵のフォローでやっている。
この時は何が起こったのかパートナーとも良く話あわなかったし、自分予測も全くたたなかったので、ヒヤリハットとして、「私が本を読んでロープの仕組みを勉強をする」という反省で毎回終わってしまったが、(このあと2,3回同じことをして頬や足先が軽い凍傷になるまでは行くのをやめなかったし、本を読んでも良くわからなかった…笑)
今回はリードの立場の反省を含めて思いつくことができた。
リードの立場の反省としては、
・ロープの流れが非常に悪くなる時は、ロープの流れが悪くなる前でピッチを切る。
・ロープが出なくなったら立ち往生するのではなく、下降してロープの流れが悪くなった原因を探りロープの流れが良い場所でビレイをする。(登りかえしたり支点延長の知識ありきで)
そのあとはまた先入観のせいでもう1ピッチ進んでからじゃないと、下降できないと思い、1ピッチ進んでから、ロープが引き抜けそうな立木を選んで懸垂を開始。そしてロープを下まで流すという強気の選択。
しかし、途中から岩がスッポリ切れ落ちていてハング帯になっており、上部とハング帯手前で2回の屈曲になってしまいロープの摩擦が上がってしまった気がさした…泣
案の定、なかなか懸垂が終わった印のロープ回しができない…泣泣
結局師匠のライン取りに助けられ、ロープは引き抜けたのだが、自分が主体的に行っていたら、登りかえさないと行けなくなってしまったかもしれない…泣泣
と思い、疲れてきたらイケイケで雑さが出てしまう自分の性格の欠点を感じた…泣
そして帰り道寒気がしていたのがヒヤリハットで、木〜週末にかけて体調を崩してしまった…笑
戦略的レストが足りてないせいなのか、予防が足りてないせいなのか、とにかく課題がつきない…泣
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