大学3年生の夏、大学生国立登山リーダー研修会に行ってからというもの、ゆるふわ系ハイ
カーから、急速にギリギ○ボーイズレベルのアルパインクライマーになりたいと迷走し始め、完全に人生の迷子になった私をいろんな意味で救ってくれている富士山のツアーガイドの仕事を始めて、なんと今年で4年目になる。
始めた当初は大学生に年齢が近かった私も20代半ば過ぎとなり、20歳前後の新人さんや2,3年目の子達をみると若いなと思ってしまう…笑
4年間を振り返ってみると、そもそも迷走気味であった1年目は仕事や組織に慣れるのに必死で、とにかく突っ込み過ぎ…、
2年目は2ケ月フルで居たのにも関わらず、仕事ができる人になりたいとかお金が欲しいとか、邪念が多く、タイムマネジメント以外の取り柄がないガイディングで、
3年目は富士山にとどまることがクライミングの実力がげき落ちすることも含めて怖く、毎週富士山に通うことにしたため、ジムの仕事と富士山の仕事が両方中途半端になってしまい、精神的に疲れ果て、
今年は富士山の仕事をするか、クライミングジムの仕事をするか、選択に迫られ、クライミングジムの仕事を辞めて、富士山の仕事の一番忙しい時期に集中してお仕事をさせていただくことにした。
今年は3年間ダメダメで、考え続けてきたことが実ったのか、富士山の仕事を選択したからなのか、富士山の仕事との距離感や仕事の本質、マニュアルの意味がやっとわかってきた気がした。
自分なりによかった点:
・人に流されることがほとんどなくなった。(ダメな理由を相手が納得できるような表現で自信を持って伝えられるようになった)
・自分の仕事スタイルがようやく確立されてきた。(ガイディングのテーマが確立し、安定した成功法がわかるようになってきた)
改善点:
・自分よりもベテランの方のサブガイドにつくと、 ガイドオーラがほとんどなくなり、上手く仕事ができない。
・言葉遣い(意識できるようにはだいぶなってきたけどまだまだ、「超~」とか…泣泣)
・連勤が続くとクオリティが下がる。(人間としても…泣。理想は負の感情を一切周囲へ醸し出さない…笑)
・下山(登山と比べると俄然上手くいってない…泣)
また絶望的に足りないものは、ベテランガイドオーラで、CK様のような挨拶から5分でお客様の大多数から信頼されるチカラを得る可能性は今のところまったく感じていない。
あらゆる面で、果てしない修行と努力が必要なんだろうな…笑
卑屈にならず、残り5日くらい精一杯頑張ろう(・ω・)ノ
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