大学生の頃から長期活動が大好きで、春、夏、冬のまとまった休みはほとんど活動に出ていた。
大学1年生が終わる春は自分が初めて大きな企画をし、リーダーを務めた「国道9号線を歩く(京
都~山口まで約650キロ)」という旅に出た。
そのころから約10年。北アルプス2週間の縦走や、吉野川ラフティング遠征。Bishopやプラナンへ約1ヶ月の遠征など行った。
びっくりするほど趣向が変わっておらず、自分自身にびっくりする…笑
活動は山であれ川下りであれ、歩きであれ期間が長ければ長いほど楽しいと思っていた。というか野外生活が好きだった。
しかしフリークライミングの遠征に目を向けた時、遠征先での成果という観点からみると、日本で登れない奴が遠征先で登れるわけがないという現実を痛感した。(Bishopで登れた課題は3級1本と3級以下の課題、プラナンで登れた課題は5.11a1本以外はすべて5.10台)
フリークライミングが強くなる為にはバム生活のような極端な生活ではなく、コンスタントにジムや岩場でトレーニングが出来るような生活だと薄々思っていた。
そして期間も半月程度が集中力と肉体疲労の限界だと今回思い、これ以上のロングバムである必要はないと思った。
フリークライミングの遠征で成果を出せる、理想の生活にようやくここ2,3年は近づいている。(1日の労働時間はもう少し少なくてもとは思うが…笑)
と開拓という岩を探しては登るというのも非常に楽しかったが、やっぱり自分にとってハードなラインに取り組むということが大好きなんだなと改めて痛感した。
今後も国内外リード、ボルダーを問わず、2週間くらい同じ場所にとどまってクライミングをするということを継続していきたい(笑)
自分の人生においては、プチクライミングバム生活とクライミング能力の向上の両立が一番重要だと改めて思ったので、無駄なことはどんどんやめて、必要なことに労力を最大限かけたい。
よい目標や課題を岩から沢山貰えた。
次回広島に行く頃にはワングレード上の自分で臨みたい。
旅はいつも新しい風を吹かせてくれる。
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