2018年9月13日木曜日

フィジカルトレーニングとクライミングトレーニングについての考察

最近某友人からフィジカルトレーニングについての質問をいただいたので、自分の考えていることや、効果を感じていることを書き上げてみる。


                       《他にピラティスとバレエレッスンのDVDもやっている》


富士山の仕事を挟むと、集中力や身体の使い方、心と身体の疲れについて、感覚が鈍っていることもあり、トレーニングの質は富士山前までには戻ってませんが、最近やっていることも含め、参考までに…


でははじめに、クライミングの上達に効果があると感じたこと。

1位:OSやトライ数(何便でRPできたか)にこだわる。

コンペに出てトライ数の重み=アテンプト差を痛感することで恒常的に気にする習慣がついた。
OSや数トライでRPする為には、ダラダラ登らない。目的意識を持って取り組む。特にリードは外岩でもジムでも全課題OS狙いで、逃しても1dayRPを目指しているので、だいぶOSグレードが伸びた。)

逆に5.10台のマスターオンサイトトライさえまともにできなかったころ、5.12aをやっていた(初めて5.12aを登ったのは、2015年7月であり、5日以上、20便くらい出した、有笠の「非牡丹博徒」)みたいなことをあまりしていないので、

・最高RPグレードは、備中の「morisama」 5.12a/b 3便。(2018年5月)
・ベースキャンプの垂壁にあった5.12bを3便。(2017年 10月)

・OSグレードは、瑞牆の「LIFE LINE」5.12a(2016年10月)
・ジムでは、ツナミの5.12aをOSしている。(2018年5月)

つまり外岩では、OS 5.12a  RP5.12a/b
ということになる。
ジムでは、OS 5.12a RP 5.12b
こちらの記録が最高到達点。

次にコンスタントにOSできるグレードを考えてみる。

現時点での自分の体感では、

☆外岩
OS率90%:5.10台
OS率70%:5.11a
OS率50% :5.11b
OS率20%以下 5.11c以上

☆ジム 
OS率90%:5.11a以下
OS率50%:5.11c
OS率 20%以下:5.11d以上

という感じ。
外岩では、5.11b/cくらい、ジムだと5.11c/dくらいのOSトライをすると、最近はOSを逃したとしても、1day、3便以内でなんとかRPできる可能性が高い。なので本気トライで選ぶ課題はそのくらいのグレードに基本はしている。

2位:トライの反省を深める
絶対に登れてよかった、残念だったで終わらせない。OSでもRPでも。
例:・本当はOSするべきだった。OSはできたけれど、5ピン目のムーブのイメージが全然違い、現場処理でなんとかしたので、オブザベに課題があった。
OSを狙っていたけれど、ムーブとホールドの持ち感がイメージと違い難しすぎて、今の実力では全然無理だった。

・本当は5便以内で登らなくてはいけなかった課題だった。(足位置や手順を若干間違えて無駄にフォールしたり、レスト時間の調整、自分のコンディショニングの失敗等のせいもあり、便数を余計に出した。)

・この課題は、何度ムーブを練習しても、劇的に楽になるムーブは今の実力では発見できないので、10便だして進捗状況が変わらないようだったら封印しよう。

とか、具体的にオンサイトトライとレッドポイントトライを別物と考えて両方の反省する。

ちなみにジムだと1カ月、20便くらいまで時間のかかる課題を許容している。
逆外岩だと2週かけて(最大4日)進捗がない課題は封印している。

3位:ボルダリングの本気トライとムーブ練習。
リードばかりやっていると、1時間かけてムーブを作るということがなくなるので、ボルダリングもオンサイトトライ中心だが、ボルダリングの1dayでRPするくらいの課題を2週間に1日は必ず取り入れて行うように意識している。

また、インドアボルダーが自分のペースでリラックスした状態で1番取り組める分野ということもあり、10級から本気でムーブ練習をしている。(ボルダー練習をやる時間がなかった場合、5.6〜8くらいのルートでトップロープで行うこともある。)
1手1手ホールディングについて考察し、試行錯誤を重ねて違和感のないホールディング、足の置き方、力の入れ方、抜き方、背骨、骨盤、首の位置を日々自分なりに研究している。
この練習のおかげで、身体を痛めることがここ半年くらいなくなった気がする。(慢性的に左肩の付け根が半年前まで痛かった。)

4位:ラン&コンディショニング
だいたい一週間で20kmくらい走ると身体のキレが良くなる気がしている。だいたい1日おきに5kmくらい走ろうと思っている。

またコンディショニングというのは、お風呂に長時間入って疲労をとる。ストレッチやセルフマッサージをまじめにやる等のアフターケアのことであり、特に前腕と指のマッサージ、足のマッサージを入念に行うかサボるかで、ジムや外岩のパフォーマンスの良し悪しにかなり影響があると感じている。

5位:フィジカルトレーニング
1番効果を感じているのは、繊細な筋肉の動きを感じられるような運動。バレエ、ピラティス、ヨガ、カーヴィーダンスなどを、DVDを見ながら日替わりでやっていることと、スクワットなど身体の重心を感じるような運動。隙間時間に10分からできるので、あんまり億劫にならず続けられている。またできるだけ、日常生活でも姿勢をよくすることを意識している。
特に足の指の圧力と膝を伸ばすチカラをすぐ抜いてしまうので、足先を意識している。

6位:(総合的に)レスト
爆発的なエネルギーを発揮する為には、力を抜くことだと考えていて、クライミングから離れ時間を意図的に作る。


常に同じサイクルで生活しないことや、(1年中火、木リードジムで、週末は全て外岩に費やすとか)、身体の周期を意識して行動する。こちらは去年から考えて続けていることであり、週末外岩の予定がないことが耐えられないと思って、どんどん先の予定を決めていたが、心身ともに疲労が溜まってくるので、スケジュールをギチギチにしなくなったらだいぶ質が上がった。(ただし人から誘われることもほとんどなくなった(笑))

身体に疲労を溜めないようにすることも考え続ける。走りすぎたり、フィジカルトレーニングし過ぎたりすると、クライミング前に疲れが残る為よくないと反省したり、またクライミングにおける追い込みトレーニングやウォーミングアップも、どれくらいの量をやるのかも考える。

またRPトライのインターバル時間も対象物をRPする為にはどれくらいが適正なのかについて考える。
ジムでも外岩でも、登れず、2便目で余裕でRPできる気がしない課題に出会った時は、イメージ作り、シークエンスの反芻、対象物の前での瞑想(意識を集中する時間をとること)は登れるか登れないかギリギリのラインの課題をギリギリ完登に導いてくれる可能性が高いので、何分その時間をとるべきかを考える。(30分〜2時間の間が多い)


******
今までやってきたトレーニングと考察

2012年1月末からボルダリングジムスタッフとなりインドアボルダーからフリークライミングをスタート。それまでは年に数回ジムに行くか行かないか、外岩経験といえば、丹沢の懸垂岩で年1にロープワーク訓練くらい。

*ボルダリングジムスタッフ時代(2012年1月〜2016年7月)
クライミング頻度週5以上(2014年春くらいまで、90%ボルダー。2014年春から、タイプラナン遠征に向けジムと奥多摩の岩場でリード開始。しかし、2014年は富士山バムをしていたため、6カ月自宅にいない生活。また7,8月はまったくジムに行かない生活。
2016年2月〜2017年2月まで:pump年パスを購入し、週3日以上リード&ボルダー。合計で週6日くらいクライミング。

☆フィジカルトレーニング
・ヨガ 週3日くらい(3年くらい)
・指懸垂 週2回くらい
・バレエ教室 週1回(半年くらい)

*給食センタースタッフ時代(2016年9月〜現在)
2016年2月〜2017年2月までクライミング頻度週5日以上(2016年9月〜2017年2月からは週5日以上リード)

2017年2月〜8月まで
交通事故に遭い、1ヵ月完全レストのちボルダー週3回。
2ヵ月後から、ボルダー、リード週1回づつ。

2017年9月〜現在
・ジム平日週2回(リード+ボルダー。リードしかやらない日もあるし、ボルダーしかやらない日もある)
・土日外岩
※ただし、12月〜2月は外岩の頻度は月1回くらい

☆フィジカルトレーニング
・ボイラー室での筋トレ 平日毎日(スクワットとダンベル30分くらい。ただし6〜9月は暑すぎて中断)
・ランニング 週3日〜5日 5〜10kmくらい(2017年11月〜。ただし暑すぎて6月から中断)
・懸垂 週1回 10回くらい
・ピラティスorヨガorエアロビ的なやつを10〜60分 週2回くらいDVD等で。

過去のブログやFacebook、日記から振り返ってみると、こんな感じだが、クライミングの上達に直接繋がっているのは、質を高める努力だと思う。ボルダリングスタッフの頃は寝ても覚めても登り続けられる環境にあったし、週5日以上はジムなり外岩なりで登っていた。
しかし、だからといって毎日少しづつ成長していたかと聞かれたら、答えはNOだ。
完登できないことや、成長できないことに日々向き合えず、代わりに毎日登るという行為でその不安を払拭していた。

転職してからの方が、登る時間はピーク時の半分にも満たないと思うが、成長の可能性を感じているし、登らないことに対する不安よりも、集中力や、質の高いトレーニングやトライができないことをかなり不安視していて、惰性的になりそうになったら早めに切り上げる、レストする等を選択するようになり、頻度や量がかなり下がった。そうは言っても、成長する為には、週3日はクライミングをジムなり外岩なりでした方がいいなーとは今の所、思っている。

こんな感じでいかがでしょう?
最後に大きく振り返る良い機会となりました!
自分の思考や行動を分析し、振り返るのも最大限の成長につながる行為かとも思う。
近々生活サイクルと食物、体重、についても振り返ってみようと思う(笑)

2018年9月3日月曜日

2018年下半期の夢と現実

そういえば、上半期に立てた目標は、
甲府幕岩のスモーキーマウンテン 5.12c RP。
三倉のジェードルルート OS。
瑞牆 トワイライト、カヌーOS。
とかだったような…。

夏を超えてみて、目標の厳しさを痛感しているのである…。

まず9月のシルバーウイークに親の里帰りやら、富士山の反省会やらで、岩場に出かけるのが難しい状況となり、3連休×2をほとほと捨てる感じ…。

10月にピークを持っていきたいが、そんな状況で間に合うのかは不明。

少なくともスモーキーマウンテンを2日、8トライ以内で落とすという当初の計画は、来年に持ち越してもいいかなーと思ってきた今日この頃。

というか、少なくとも
・爆弾低気圧 5.12a
・初夏 5.11d
・甲府の軟派師 5.12a/b
・アフリカ象が好き 5.12a

等を最低でも終わらせてから、触りたい…。
5.11台もまだたくさん残っていることだし、従来通り、数トライで登れるやつからやっていこう思ってしまう。

また、クラックだって5.11台前半を安定してOSできないことには、5.11台後半のOSを視野に入れた完登は奇跡に近い現象だろう。

夏を超えると、自信がなくなってきてしまうのは悩みの種ではあるが冷静に現実かなとは思ふ…。

そして、夢の国〜ミクランドツアー〜は11月に実現予定だが、こちらも前回よりも成果が出せるところまで、持っていけるかは不明。

せめて、前回敗退した5.9〜5.10cのスラブを何本か回収したいし、モルモットクラックは絶対RPしたいし、ジェードルはあまりにも高望みなので、せめて青白ハングの5.10台を5本はOSしたい!!

ほんといろいろ時間が足りないけど、日々の生活にもそれなりに消耗して、ジムの連登はやはり無意味に感じるし、荻パンの課題は依然にもまして難しく感じるし、pump2でも劣化を感じてしまいモチベーションはあまり上がらずと、ジムクライマーとしては今が頑張りどころかと(笑)

そうはいっても、目の前の出来そうな小さなステップを積み上げていくことしか楽しめないので、焦らず目標を再検討しながら、残り少なくなってきたわたしのハイシーズン(今年は文化の日までかなー)を最大限楽しみたいと思ふ!

とりあえず9月は、12月のボルダーコンペの為のボルダー貯金を、10月は山梨シーズンの追い込み、11月は三倉をピークにふたたびジムに引きこもり、12月のコンペ後から、出来る限り石灰岩かなー。

ということで、涼しくなってきたら、フィジカルトレーニングもぼちぼち再開しよう。(今回は減量等よりは、身体の可動域と運動能力を上げるイメージで取り組んで行きたい)

ああほんと、リードで数字1つ、ボルダーで数字2つ上げたい(夢)

ということで、秋が楽しみになってきた(笑)^ ^

2018年8月30日木曜日

8月クライミングまとめ

8月は恒例となっている山梨バム。
今年は富士山の仕事も含めると7/19~8/29の間で30日くらい山梨に滞在した(笑)。

良い点は、とにかく涼しい、富士吉田と北杜市周辺は東京よりも全然快適。
悪い点は車上生活が若干疲れるので、キャンプか宿をまじめに今後は検討(笑)
総合的に考えると、暑すぎる東京から離脱出来ることだけでもありがたいことだ。

ちなみに富士山ガイドをはじめた6年前から、3年間は夏は富士山にだいたい常駐していて、2年前からクライミングバムの時間もとれるようになってきた。

昨年よりも密度の濃い本気トライは出来ていない気がするが、仕事の良い息抜きになったし、ここ2年足がなかなか向いていない小川山でも、良いイメージと目標課題もいろいろとできたし、いろんな人といろんな場所に行けて楽しかったな~。

また富士山の仕事もだいぶ古株になってきたということもあり、仕事の重みを様々な側面から実感する年であり、昨年感じることのできなかった楽しさや緊張感のある年であったと思う。


だいぶいろんなことがとコントロール出来るようになってきたので、8月ビデブー逃亡もそろそろまじめに検討(笑)


8/4,5:女子会@カサメリ 
【コロッセオ】
・トレビの泉 5.10a(MOS)
・真実の口 5.10d(MOS)


<こんな素晴らしい5.10台にまた巡り合えるだろうかっていうくらい見た目、内容ともに素晴らしいルート>

・オスティカアンティカ 5.11a(MOS)

【コセロック】
・猫の髭 5.10b(×,RP 通算3日、6便くらい)
・なべおさみ 5.11a(×,×:TO出来ず)



<ここでめでたくセミになりました。ハング越えのムーブが出来ず、敗退>



8/15,16:ちかさんとオフ@甲府幕岩



<ちかさんパワーでエネルギーを注入。富士山の仕事がその後頑張れました。いつもありがとうございます>

・なべちゃん 5.8(アップ)
・イエローマウンテン 5.9(アップ)
・ダーティークライマーズ 5.11b(×,×,RP)
・アイソメトリック 5.10c(MOS)
・ダダ 5.10c(MOS)
・ワイルドトットちゃん(FL)

8/25〜29:クライミングバム

8/25 湯川
・草餅 5.9(再登)
・ツムツム 5.9(OS)
・まがりせんべい 5.8(FL)
・テレパシー 5.10d(OS)

<バンパイヤセクションを超えた先、そして限界の先を超える壮絶な戦いだった>



8/26 瑞牆カサメリ 
・たぬき 5.10a(アップ)
・めんたいこ 5.11b(×,RP:通算3日,6便)
・ワニワニワニ 5.11b(×,×,RP:通算4日,15便くらい?)




<因縁の課題についに終止符が打たれる…。1年越し、4日、15便くらいでRPと、有笠で初めて登った5.12a以来の日数と便数な気がする(笑)>

・青龍 5.10b(再登)


8/27 小川山(兄岩&マラ岩)
【兄岩:NPルートをトライ】
・八王子ルート 1P目 5.9(フォロー)



・マガジン 5.10a (OS)



           <癒しの美しいフィンガークラック>

【マラ岩】
・卒業試験 5.10b(MOS)



<こちらも気持ちのいい好ルート。女子会のみなさまに是非おすすめしたい!>


・入学試験 5.8?(MOS)
・レギュラー 5.10c(×,RP)






           <最上部のスラブでまさかのフォール。でも楽しいルートだった>



8/28 瑞牆(不動沢屏風岩&カサメリ)
【屏風岩】
・不動沢愛好会1P目 5.10a(RP,3,4年ぶりくらい初リード)
・黄河 5.10b(FL)








【カサメリ】
・ネームレスクラック 5.11a(×:TO出来ず)



<わたし、右。ルーフに手も足も出ず敗退>



8/29 瑞牆 アトムエリア(ほとんどワイドクラック)
・ピノコ 5.8(OS)





・ケービングルート1P目 5.8(フォロー)
・ケービングルート2P目 5.8(OS)
・裏ブラックジャック 5.10a(FL)




・ホワイトテラス 5.9(OS)







2018年8月7日火曜日

小川山、瑞牆山(7/18,19)

色々と余裕があんまりないので、7/19のFacebookを引用。

以下引用****
海の日連休から数日後に仕事納め→待ちに待った夏休み突入ということで、小川瑞牆経由で富士山へ(笑)
この先、40日間でどちらもどれだけ登ることができるだろうか(笑)

登りたいワイドが登れたものの、全身の傷と下半身の筋肉痛が不安ですが、7月末まで富士山のお仕事、頑張っていきたいと思います!
****

やっぱり毎年自分の想像や理想よりも、働いているのが現状。
例年よりも、10日富士山に行く日数を減らしているのにもかかわらず、現段階で、富士山に登っている量は、例年よりも少し多め。

8月にコンペ出にたいという夢は、はじめの4連勤で見事に打ち砕かれ、身体と心の劣化と疲弊が止まらない。
こうなったら、外岩に最大限行けるように切り替えようと思いはじめたところ。

***********
トライしたルート(全てワイド(笑))

7/18  小川山 砦前衛壁
・完全なる酒乱 5.10c(FL)


・はさみ虫 5.10c(FL)


7/19 瑞牆山 屏風岩
・よろめきクラック 5.10a(RP、2年ぶり2撃)



2018年7月8日日曜日

最近のトレーニング(6,7月)

まずはpump2での記録から
前回のブログからの進捗は、
・セット替えした一反木綿全ての課題( 5.8〜5.11d)、1撃。(OSorFL)
この日は、かなり良い集中力が出た。(5.10d〜5.11dまでを1day。残りは別の日に、隙をみて登った。)

・タワーは、5.11a以下、全部1撃。5.11bは2撃。
・黄緑5.11d1本2日6便でRP。
現在白の5.11dをトライ中。→RP(通算2日、5or6便。最上部のクリップムーブが決まったら登れた。(ハリボテにキョンで左手サイドカチで停止)

・現在赤の5.11dをトライ中。2日7トライで到達高度は終了点のクリップ。
この手の10便以上っぽい課題も、だいぶムーブ修正が早くなってきた。1便目は3ピン目でフォール、5ピン目までで途中敗退。30分休み、5ピン目上の探り便。3便目から繋げてトライ。1日目の到達高度はラスト3手手前。2日目、3便出して、3便目はゴールホールドを保持するも手繰り落ちしそうで、クリップを諦め、クライムダウンしフォール。

しかし毎度若干疲れるムーブとクリップ位置や体制を修正すると、高度がどんどん伸びて、ちょっと面白かった。
かなり完登の良いイメージはできたので、次回は絶対登りたい。
赤が終われば、タワーも黒の5.12aのみ。

・タワー右は、5.11c,d1本づつ1撃。
5.11c、2本は3便と4便。5.11b以下は全て1撃。
→他は手をつけていない、変わらず。
残り、5.11d,5.12a×2,5.12d

・奥壁 緑の5.11d(通算5日以上、15便以上。半年をかけてRP。 最上部のワンテン地獄が、3,4日、10便くらい出しても進捗ナシで半年くらい封印。2週間前封印を解き、以前全然できなかった、手に足ヒールができ、その後5便くらいでRP)

今後の展望については、8月にベースキャンプのリードコンペ、12月にTNFC、来年のBLoCには全戦出たいな〜と思っていて、8,9月までは、リード中心、10月以降翌年の3月までは、ボルダー中心にトレーニングをしていきたい。今年の秋からは、ボルダーの外岩も比率30%くらいで取り組みたい。

pump2では、傾斜壁の壁を頻繁に替えてくれない限り、もうほとんどRPの経験しか積めそうにないので、OSの経験を積むには、ボルダーや出稽古か外岩でOS出来そうなやつの比率を上げるかだな〜。

最近自分の取り組み方と傾向を考える機会があったのだけど、

OSトライなら、ルート派。
特に外岩のルートはクラック、ボルトに関係なくトライ前とトライ中に、戦略を立てて、何度も練り直すのが楽しい。
つまりは、超持久系(ワイドクラックやロングルート)などの無限レストポイントが点在している課題が好き(笑)

RPトライなら、ボルダー派。
コンペに出るようになる前は1カ月〜半年くらいでRPできるくらいの課題を登ることに意味があると思っていたし、数トライで登れる2つ上くらいの一番可能性のある課題をしつこくトライするということが一番強くなると思っていた(笑)

今でも、ルートの繋げ核心のルート(ムーブが全パートできるが繋げていくとムーブができなくなるという課題)より、ボルダーで、できないムーブを延々と試行錯誤する方が楽しいと感じる(笑)
今でも、OSで勝負にまったくならないどころか、完登に時間かかりそうなやつもボルダーでは、触っている。

結論としては、オンサイトとレットポイントと、リードとボルダーのバランスを均等にするということを重視していると思う。理由はすべてが上達したいと思っているからかなー。

あとは上記の通り、ボルダーの外岩もがんばりたい。
去年はワイドクラックのみをやっていたことを考えると、今のわたしのトレンディーなだけなのかもしれないが、とりあえず今はそう考えている(笑)。

2018年7月4日水曜日

甲府幕岩(6/30,7/1)

I登山塾女子会 VOL.3
@甲府幕岩





週末はI登山塾女子会にて、2日間甲府幕岩。

毎度たくさんの封印したい過去をつい思い出してしまう(笑)、こちらの女子会は、自分を見つめ直すきっかけを毎度提供してくれる(笑)


わたしは小さい頃から20代前半くらいまで、自己主張を自然に抑える人間だった。
「なんでもいいよ〜。」「どっちでもいいよ〜。」「そうだね〜。」が口癖で、
小さい頃は親に、学生時代は友達や先生に嫌われるのが怖かった。


ちなみに好きなタイプの男性は自己主張が強く、なんでも決めてくれる人であり、年上が好きだった(笑)。

常に頼りたいと思う人や仲良くしたいと思う人に、嫌われないように行動し続けてきた。


そう、アルパインクライミングがやりたいと思う大学3年生の夏休みまでは…笑!


アルパインクライミングがやりたすぎて、就職活動をやめて、はじめて母親と毎日ぶつかり合い、大学の近くに家賃25000円の家を借りて、家出をした。

探検部も主将を引退した冬に出した、危険な冬壁計画がまったく部会で通らず部を辞め、一時的に全ての探検部関係の友達を失った。





就職活動を辞め、探検部を辞め、大学にもあまり行かず、ボルダリングジムのアルバイトを決め、当時大好きだった某有名クライマーのブログを毎日繰り返し読みながら、バイト先で毎日ボルダーをやっていた。


しかし、そのクライマーのように、圧倒的ボルダー力をつけて、ソロになるしかないと思いながら、現実はなかなか実力もあがらず、ひとりで外れたこともない登山道を外れる勇気もなく、社会人山岳会の見学や、知り合いのつてなどで、アルパインクライミングをやっている人を探し続けていた。


その後、約一年くらい固定パートナーのフォローをやって、その人に見切られた。

その見切られた頃がちょうど富士山の仕事が始まるくらいであり、富士山ガイドの仕事にのめり込み、オフシーズンものめり込むことによって(笑)、現実を逃避していた。

Kちゃんに出会うまでの私は、強いアルパインクライマーになりたいと口で言っているだけで、現実はボルダージムで毎日ダラダラと登り、今が楽しければそれで良しという仲間達と夜な夜な飲み歩いていた(笑)。

就職しなかった以上、強いアルパインクライマーにならなければいけないという脅迫観念に苦しみ、苦しむだけで何も努力できないことも強く思っており、生きることがとても辛かった。
そんな時代が約5年前。


Kちゃんとのクライミングを定期的に始めたのが、4年前。
I塾に行き始めたのが3年前で、卒業したのが1年半前くらい。


と考えると、この5年間で人生と人間性が180度変わったと思う。


今は、誰かに嫌われても、仲良くなれない人がいてもしょうがないと思うし、
アルパインクライマーに別になりたくないと気がついたし、
かといってすごいフリークライマーや、すごい課題を登るためにフリークライミングをやっているわけではないと思っているし。



代わりに言いたいことがはっきりといえることや、
クライミングそのものを純粋に楽しんだりがんばったりすることができること、
そして、やりたいことしかやってない人生に後ろめたさをまったく感じない自分になれたことが、たまらなく幸せであり、毎日楽しく生きられている。


全ては、他人に全ての判断、責任、価値、評価を求めなくなり、代わりに全てを自分に求めるようになったおかげだと思う。



常に危険が付きまとっている壁の中では、自分の力で登っていくことが始めたばかりの頃は一番難しい。
そもそもその重要性に気がつくことが難しいと思うが、
自立を第一に考えて、膨大な情報の中から取捨選択し、必要な物だけ拾っていけば、自ずと道は拓けると思う。


初心者時代に自分の周りに常に存在していた、亭主関白系の男性は、今はまったく居なくなり、代わりに多数の自立した女性クライマーと、男女平等社会基本法を守る男性クライマーが存在している(笑)。


今回の甲府幕岩での2日間は、そんなことばかり頭によぎったり、いろいろみんなに聞いてもらいたかったので、割と洗いざらいこの5年間の話をおおかた話した気がする(笑)


そして、激アツMOSトライ、感動のRPトライが、恒常的に繰り広げられる女子会メンバーに、勇気とパワーをもらって、日々成長させてもらっていると今回は改めて強く感じた。

また自分としては、最近ボルトルートで攻めのRPトライになるような課題を登っていなかったので、今回トライした、「ジベリングス」に喝をいれていただいた気がする(笑)

(初日の最終トライ)



「ジベリングス」は、MOSを狙うも2ピン目付近で全然無理で、「アラポテト」を待っていた人が、いたのもあり、途中敗退。
2便目で3ピン目トップロープ状態くらいの場所でフォール。そこから断片的に繋げても、4ピン目のヌンチャクがかけられず、何度もフォール。勝負のヌン掛けでなんとかかけられA0トップアウト。
2日目に入り3便目でも到達高度は変わらず。4便目でも4ピン目下の核心ムーブがこなせず、
そこから全セクションを全部ばらした。

そんな5便目でも、登れるか登れないかは紙一重で、4ピン目のクリップ前の勝負の一手は避けられず、キーホールドが止まりクリップできて完登できるか、キーホールドが止まらずロングフォール(3ピン目のヌンチャク足元より50cm以上って感じなので、失敗したら1ピン目下まで落ちる)になるか紙一重の状況で、出した一手が止まり無事5便目で完登。


完登できたのは、メンバーの静かな応援と、ビレイヤーが何度もロングフォールを止めてくれたおかげだと思う!

毎回女子会を終えて思うことは、
みなさま、一緒に登ってくださって本当にありがとうございます!という、感謝の気持ちばかりである。


この女子会を細く長く継続し、参加者と一緒に多くの経験と、学びを得たいと思っているので、今後とも参加者全員が楽しめるようにみんなでいろいろと検討して、開催していきたいと思う。そして参加者も少しずつ増やしていけたらいいなと思う。


********
〈2日間でトライしたルート〉

・森の唄 5.10a(再登)
・てるやまもみじ 5.10a/b(FL)
・わささび 5.10b(MOS)
・シリコロカムイ 5.10d(RP、ナイトミュージックをトライしていた時に、トップアウトの為に使ったことがあるため)
・サイコモーター 5.11a/b(MOS)
・ジベリングス 5.11d(RP、通算5便、2日)

2018年6月28日木曜日

瑞牆山(6/22)

最近雨予報ばかりかつ、仕事がメニュー的にも鬼のように忙しい為心身とも疲労困ぱい中だった…笑

そんな中、晴れ予報の平日を狙い、平日カードを(無理矢理)切って塾長先生と瑞牆、摩天岩へ。

やっぱり、瑞牆、不動沢の雰囲気が、岩場の中では一番好きかもと改めて強く思った!

      〈小春日和:わたしの考える、岩オブ岩でありワレメオブワレメで、ある(笑)〉

強く惹かれる理由としては、人が少なく、アプローチもそこそこ遠く、瑞牆の自然の中の自然体の岩(笑)、そしてワイドクラック(笑)。

ここ最近は平日は仕事、休日はボルトルートのルーティンでなんとなくだんだん生活に疲れていた。
もちろんボルトルートも大好きだし、ようやく楽しくなってきたところだけど、
この日、大切な自分の夢を思い出させてもらった気がした。

わたしの夢は、自由にのんびりと楽しくクライミングを続けることだったって、ことを(笑)
そして、グレードや課題から解放されて、自分の心に響く美しいラインを登るということ。

摩天岩の静かな雰囲気と、久しぶりの塾長先生とのクライミングのおかげで、エネルギーチャージするも、月曜日には仕事であっけなく疲労困ぱい(笑)

******
・小春日和 5.10b(FL:だがしかし2時間近くFLトライに時間を費やし、かつ最上部でカムをスタックさせてしまい、回収できず、塾長先生に回収してもらった。登れても全然嬉しくないパターン(泣)。ワイドはもう少し、5.10a以下の登り込みが良さそう!と大反省。)

・ダッコちゃんクラック 5.9(OS:脆くて怖い。七面岩風味)