某SNSに投稿するにはそろそろいただけない、文章の長さになってきたので、ブログを作成。
せっかくなので、なぜクライミングを始めたかという話題で笑のネタになる、人生を踏み外す流れを年表風に書いてみる。
2009年(19歳):山に登ったら人生が変わるのではないかという思いと、キラキラした運動系サークルに入れなかったこともあり、探検部に入部。しかし、体力がなく荷物が重い山が嫌いになるが、テント生活が大好きになったこともあり、京都〜山口まで歩くなどテント生活をこよなく愛する。
2010年(20歳):山好きな探検部同期部員と仲良くなり、荷物を沢山持たされることがないので、浅間山へハイキングするなど、同期限定で少しづつハイキングを始める(先輩がいると荷物を持たされる)
2011年(21歳):山行日数、僅か50日程度で、探検部主将になった義務感から国立登山研修所が主催している夏山登山リーダー研修会にふわっと参加したところ、講師の先生に「山を真面目にやらないなら、死ぬかもしれないので、登山をやめろ」と言われる。(班として登山以前のミスを連発していた)
山を真面目に勉強しようと決意する。
そこで初めて一般登山道以外のルートから山頂を目指す方法があることを知り「やってみたい」と思った。
2012年(22歳):本や雑誌やブログ等に強く影響されており、山しか見えなくなり登山家を目指すという理由で就活を辞める。そして親とかなり仲が悪くなり家出する。
冬山に殆ど行ったことがなかったのに、冬のバリエーションルートの企画書を沢山部会で提案し、計画書が全て企画落ち。探検部も辞める。
そんな絶望の淵で読んだ某ソロクライマーの記事を見て、圧倒的ボルダー力があれば、すごい所に行けると思い、近所のボルダリングジムでボルダリングを始めるも、1ヶ月に5回も自発的に行けず、ボルダリングジムで働くことにする。
また、どうしてもバリエーションルートに行きたい気持ちが強く手当たり次第人を探していたのもこの時期。
中身の伴わない、机上の空論状態で登山家を目指そうと真剣に考え、労働日数を拘束されず、賃金が高い仕事に就こうと真剣に考えた結果、個人事業主を目指そうと考え、一番簡単そうに見えたのでヨガのインストラクター養成スクールにヨガ未経験、心身共にバリカタで入学したのもこの年。
2013年(23歳):2〜3級程度の沢と八ヶ岳の簡単なバリエーションにフォロワーとしてせっせとついて行く。
薄々気づいていたが、自分の無力さを認め(自分がリーダーになると毎回かなり危ないミスをしていた)
広沢寺で所属の山岳会代表に声を掛けていただいたこともあり、フォローを辞めて、ロープクライミングの基礎を勉強しようと決意するが、暫くすると結局その山岳会で知り合いとなった方のマルチのフォローをすることとなり、フォローしかできず、一向に実力がつかない自分に絶望し、結局山岳会の活動にも行かなくなる。
その代わり、自分の実力の範疇でできる簡単な所から行き始めようと、外岩ボルダリングに出掛ける。
山岳会に入ったのと、山岳同人にいれて貰ったのと、富士山ガイドを始めたのはこの年。
エスカラードでスクールをはじめる。
2014年(24歳):遂に自分の頭のおかしさに向き合うべく、ヨガの聖典の勉強を始める。何事も強い思い込みに縛られていたと気づき、フリーター最後の年にしようと決意して、ビショップへボルダリング遠征に行く。
遠征後、一緒にクライミングを山の壁を目指してやってくれる同じくらいの実力の友達ができる。2人でジムリードからはじめて、その年の集大成としてタイのプラナンへクライミング遠征を目指す。そして、遠征から戻ってきたら、現実的に自立して食べて行く事ができるヨガでもクライミングでもない道を目指そうと、就職活動を始める。
就職が決まった時に、スクールも1年辞め幽霊バイト状態だったエスカラードから、契約社員の話を頂き、クライミングで個人事業主を目指すことを決意する。
年の終わりにようやく、NPルートも含めショートルートのリード、ビレイが自分の力でできるようになる。
2016年は2015年を継続。
と紆余曲折しており、余りにも軸がぶれていると感じられてしまうことが多いが、
私の目標はシンプルで
①人生目標:
精神的、経済的に自立した大人の女性を目指す。(2015年には家にお金を入れたり、税金や国保を払ったりとかなり最低ラインではあるがスタート地点には立てたような気がする…笑。あと独身を貫きたいとかは全然思ってない笑)
②クライマーとして:
自分が登りたいと思ったラインが自由に登れるようになること。(山からボルダーに至るまで、難易度関係なく。しかし寒さと雪が嫌いなため、アルパインと呼ばれる領域は今のところ興味の範疇にはいっていない。ヒマラヤでのアルパインスタイルを目指すくらいのモチベーションで人生を踏み外した癖に笑。山だったら夏壁、沢はとても行きたい。)
③仕事として:
クライミングを個人事業として仕事にする為には、(ジムのムーブからマルチピッチまでを講習できる状態)
それなりに高いグレードも登れるようにならなくてはいけないということで、高グレードのルートをインドアアウトドアでのボルダー、ボルト、NP、マルチにかかわらず登れなくてはならないとは思っているし、より日本に限らず海外でも沢山のルートを登りたいと、いちクライマーとしても思っている。
また神様と社長からチャンスを与えられている、現職場を繁盛させることができなければ明るい未来もクソもないと考えていて、実は真剣に仕事について日々考えている笑。
とだいぶ間違い、混乱、遠回りを繰り返してきたが、最近ようやく堅実かつ具体的な道が見えてきたところである。
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