前日、部屋の断捨離をしていたら、突然神様からの二子への啓示を受ける。
二子には岩場の中で唯一とても行きたかったので、即行くと返事をした。
この日までのは私は、まだうじうじしていた。
二子に行っても、朝からほとんど太陽が出ず、小雪の舞うような寒さで、無名のアップルートさえ登れず、「悪魔のエチュード」で完全に手足の感覚がなくなりもう帰りたくなった。
そしたら、再び神の啓示が「峠まで走って身体を温めよ!」と。
(この日は終始雪で、夕方には吹雪になった)
私は走りながら、世界で一番弱いのは自分と思いながら走った。
一度駐車場まで降り、再び上がり始めたとき、だんだん体幹が温まり自分に希望の光が見え始めた。
やっぱ本来の目的であった「ノースマウンテン」登りたいと思えた。
FLトライは3ピン目くらいで粘れず、テンションをかけた。
そこからは、全ピンテンションのような形でトップアウトする感じになってしまった。
2トライ目も高度は1ピンくらいしか伸びなかった。
こんなにも登れないのに、フォールしている瞬間でさえ、楽しいと思った。
「私、岩が登りたかったんだ。」と思いださせてもらった。
それから、次の木曜日まで「ノースマウンテン」のことばかり考えていた。
幸せな日常だった。
そして、再びチャンスは訪れた。
この日は日曜日とうって変わって真夏のような日だった。
ムーブをばらしても疲労がたまるだけなので、1トライ目からRPする気でトライした。
到達高度は、5ピン目手前まで。こういう課題は、数トライで登れるか、20便コースになるか紙一重だと思い、次の便が勝負だと本気で思った。
運命の2便目。まさかの2ピン目でスリップフォール。
一度地面まで降り10分レスト。
3便目レストポイントが2箇所見つかり、RPに成功。
登れてとてもうれしかったが、コースそのものが楽しすぎるので、私も追い込みで毎度トライできる状態になりたいと思った。
そのあとは、次なるルートのオブザべをしたり、昨年の宿題だった「藍より青く」を2トライした。
2トライしてもTOできなかったが、次回は登れる気がするので、また二子に行きたい。
なによりも、二子の弓状で、ガンガン登れるようになりたいとかなりモチベーションが上がったことが収穫。
来冬は二子で成果を上げられるクライマーに成ろうと、身体づくり、精神力づくり、クライミング能力を向上したいとおもった。
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3/17
・無名のスラブ 5.10cくらい?(×、再登)
・悪魔のエチュード 5.10a( 再登)
・ノースマウンテン 5.12a(×、×)
3/21
・ワーカーホリック 5.10b(アップ)
・無名のスラブ 5.10c(アップ)
・ノースマウンテン 5.12a( ×、×、RP:通算5便、2日)
・藍より青く 5.12a(×、×)
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