師匠の見習いにて、小川山。
マルチピッチ講習
【講習自体の反省】
絶えずHKさんの足を引っ張ってしまい全ての行動をフォローして
登攀力、メンタルコントロール、考察力が不十分。
一番印象的だったのは2日目、3p目ワイドクラックのリード。
自分にとっての難しいセクションをこなす際に、
登攀中頭に浮かんできたことは、
・ひたすらカム抜け大フォールのイメージ。
・突破力がないからできない。
・ワイドクラックを登った経験値が少ないからできない。
1時間くらい粘った末に自分でも諦めるくらいにリードは無理と思
HKさんはスイスイと私の悶絶したワイドクラックを突破。
フォローだと、精神状態が先ほどの10倍くらい安定していて、
"ムーブ力じゃない、OSトライのタクティクスに負けたんだ。"
しかし、今度は先ほどのワイドのトライを引きずってしまい、
いま考えると致命的なミスを誘発してしまうようなメンタリティだ
・ピッチをどこで切るか無計画で見切り発車。
・自分の予想と違う事態に軽いパニック。
・自分の精神の崩壊を自分であまり把握しておらず、
こう書いてみると人間的に未熟な部分の改善が一番大事だと叫びた
しかしそれは少しづつしか難しい、かつ過度に痛みを伴いマルチピッ
今後のマルチピッチに向けての練習としては、
・クラックやスラブのショートピッチのOSトライを沢山やる。
・マルチは2ピッチのマルチで練習。
・
【その他の反省】
・懸垂下降の降りる方向を意識する(岩角の角度が鋭角だと、
・屈曲するルートは入口と出口はランナーを延長するべき。
・
・難しいピッチのビレイは真下で行いたいので、
【具体的な講習場所】
1日目:お殿様岩、大貧民ルート付近を残置、トポ無視
1p/3p/5p リード
2日目:屋根岩3峰、南稜神奈川を残置、トポ無視
1p/4p/5p/6p リード
【ブログを書く上で浮かんできた人生の反省】
大岩壁の中では、相変わらずなんて無力なんだろ…。
マルチピッチは沢山の過去の記憶を蘇らせ、
クラック全ピッチユマールとか。
冬の八ヶ岳で何も出来なかったこととか。
今は疎遠になってしまった、
パートナーとイコールパートナーにいつもなりたいのに、
・空気に流される
・パートナーの主張に流される
・思慮が浅い
・反応が鈍い
主張をはっきり持っている、しっかりしたパートナーの場合、
HKさんから頂いた実践で話し合う為のポジティブなアドバイスとシンクロして、
"自分ってものがないんじゃないの?"
"流されやすいね"
"クライミングパートナーとも、人生のパートナーとも思えない"
という痛みを含んだ過去のパートナーに頂いた、ネガティブな言葉
久しぶりにRADWINPSの特定の曲を無限ループで聞いてしま
しっかり自分の欠点として受け止め乗り越えなければ、人間的にもクライマーとしても成長できないと思うが、
"どうしたら、人を傷つけず、
人に傷つけられず、
多くの人々とうまく深く関わっていけるのだろうか。
自分を含むすべての人を尊重し自由を肯定して生きていきたい。
人間社会に生きる中で最大限幸せになりたいし、自分と関わる人々を幸せにしたい"
人生の永遠の課題への本気トライの必要性を、マルチピッチを行う上で改めて感じた。
しかし、まずは落ち着いて行動できるよう、技術的準備を頑張ろうと思う。
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