2016年5月9日月曜日

小川山(5月7,8日)



 UNさんと、小川山。

1日目:妹岩
「カサブランカ」と思い妹岩へ。
マルチの練習にもなるし、「龍の子太郎」、「鬼退治」でアップ。
アップと思って、アップアップで抜けて戻ってくるのに3時間経過…。
とても疲弊。

お昼休憩をとり、「カサブランカ」と思ったが、トップロープが張られてしまっており、他に選択肢もなく、「パピヨン」1P目。
出だしのワイドセレクションがこなせず、2人とも30分くらいの苦闘の末敗退。

結局降りてきても、「カサブランカ」は開かないし、本気トライできるほどの体力が残されていなかったので、「愛情物語」で1日目は終了。

☆終始爆笑の1日目☆ 



 2日目:屋根岩2峰、「セレクション」。
前日の2ピッチのマルチが楽しすぎて、セレクションなら行けるかもと楽観的に盛り上がり、行ってみる。



                         ☆屋根岩2峰☆



1ピッチ目:UNさん
クラックではなく、最弱ボルトルートの5.5から攻める。フォローで登ったが、なかなか悪い。
2ピッチ目:私
つま先の感覚がないように感じて、1ピン目にも行けず出だしで何度も戻る。
辛うじて1ピン目をかけたものの、その先がボルトが遠すぎて、怖すぎて全然足が動かなくなってしまい、10回くらい行きつ戻りつを繰り返し結局、1ピン目で敗退。
メンタルをかなりやられてしまっていて、パートナーの不満も溜まっているのを感じていたので、リードの交代を提案。
リード交代中に、後ろのパーティーの女性がリードでサクサク登って行ったのをみて軽く凹む。

後ろのパーティーが通り過ぎたあとにUNさんがリード。
A0しつつではあるが、無事トップアウト。本当にすごいと思った。
フォローで登らせて貰ったら、あまりにも簡単でびっくりした…。
スラブを復習することになり、懸垂で2ピッチ目から降り、1度お昼休憩を挟んで、再チャレンジ。

今度は1ピッチ目は私がリードで、UNさんが選んだラインの左横のクラックから攻める。しかしなかなか悪く、5回くらい行きつ戻りつしたのちに、指1本と右足ヒールフックでマントルを返したり、登りすぎたのをクライムダウンしながら、なんとか前回ピッチを切ったところへ。
そのライン取りのせいで、UNさんの心を折ってしまい、2ピッチ目へのやる気を喪失させてしまった。
2ピッチ目も私が先行でリードで先ほどのスラブをリベンジ。
やはりフォローで登らせて貰った時よりは、足が震えてきたり、精神が崩壊しそうになるのを耐えたりしてサクサクは登れなかった
UNさんももう一度リードする予定だったが、フォローでよいとのことだったので、フォローで登ってもらい、2ピッチ目から懸垂下降。

その後、1ピッチ目のクラックだけを登り本日は終了。

実は今回は1日目、2日目共に3年前にフォローとかトップロープで登らせて貰っていたルート達だった。なのでちょっとは成長を感じられると思い期待していた。
しかし現実は甘くなかった。

ジムのボルダーやルートが3年前の自分より登れるようになったとしても、ほとんど通用しない花崗岩、特にスラブ。

熱心なボルダラーやスポートルート専門の方々よりも、高難易度のRPタクティクスを頑張れるわけじゃない。
かといって山に入れる為のトレーニングを積めているわけじゃない

仕事を頑張りながら、週末をフルに活用している社会人クライマーの方々よりも努力が全然足りていないし、
かといって仕事を本格的に辞めて、バム生活を送る勇気もない。

全て中途半端な現状なのに、目の前の小さな成長に満足していた。
しかしこのペースだと、将来の目標は愚か、一生初心者から逸脱出来ないクライマーになってしまうと本気で感じた。

合言葉は○○センターで、小川山に長期間滞在できる人生を目指そうと本気で思いはじめた….笑

*************
1日目:妹岩
・龍の子太郎 5.9:(RP、3年前にトップロープで触った過去あり)
・鬼退治 5.8(フォロー)
・パピヨン 5.10a:エイドダウン
・愛情物語 5.8(FL)

2日目:屋根岩2峰(セレクション)
*1回目
・1ピッチ目 5.5(フォロー)
・2ピッチ目 5.8(敗退、フォロー)
*2回目
・1ピッチ目 カレーシンドローム 5.10d下部(ギリギリのノーテン)
・2ピッチ目 5.8(RP)
*3回目
 ・クラック 5.8(RP、3年前にユマール)



死にそうな2日目…


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