2016年2月14日日曜日

三宅島

三宅島(2月10〜13日)
メンバー:Hさん
2月11日:PO壁
2月12日:冨賀浜
2月13日:前日の雨で濡れており登れず…泣

女子2人で、誰も居ない(岩場貸切)ところでのクライミングは最高だった!

①頼る人が居ない。
(自分よりクライミング経験の少ない男性と一緒に行動することは稀で、男性と一緒に行く場合、自分より経験があり登攀力がある。緊急時にパワー、技術、体力、精神面で頼ってしまう)

②同じくらいの身長で、同じ性別だから非常に参考になるし、解決方法が全然違って面白い。
私はレストにレストを重ねて、ムーブも省エネ省エネで、
Hさんは私なんぞが到底真似できないようなハードムーブを繰り出したり、強傾斜でとどまっていたりと見ていて自分のパワー不足を感じた。

③自分の力を振り絞る魂のトライ(5.10a,b笑)

前回の三宅島ツアーではPO壁の課題が1本も登れなかった。(ミヤケイントロダクションで1mの地点で敗退している、しかも2回)
かと言って他のルートもトライ出来そうに見えなかった…。

今回はトライ出来そうに見えたし、「積み木崩し、5.10a」をOSすることが出来た。
しかし、1日1本しかメンタルがもたない泣
初日は積み木崩しの後はメンタルが崩壊していて、HさんのOSトライしていた「見返り御蔵、5.10c」は、途中敗退されたのを引き継いでトップロープ状態でトライしたり(しかも途中までも抜けられない)、見返り御蔵の左ラインの「ネックウォーマー5.10b」は全然気持ちが入らず、スタートから1mのところで降りてきてしまった…

2日目も同様で「御前5.10b」のRPトライで力尽きて終了してしまった。

三宅島は城ヶ崎よりも長い気がして疲れる。
体力というよりメンタルをやられる…!

まだまだ修行が足りませんな〜

しかし前回の12月よりは確実に成長しているし、はじめてトップロープでクラックを触らせて頂いた3年前は、クラックルートやマルチピッチのリードは一生リードできないという印象だったので、それを考えると、亀の歩みレベルで前に進めている(登山道を踏み外したいと思いはじめて早4年…笑)

今まで進んできた道は、遠回りと空回りと迷宮入りを繰り返し笑、何度も諦めかけたり、絶望しながら、やっとこさ軌道修正を繰り返してきた。

しかし今は歩んできた全てに意味が有るからこそ、今があるんだなって思えて焦ることは無くなってきた。
謙虚に地味にコツコツこれからも頑張ろう。

ツアーはモチベーションが上がったり、新しいアイディアが浮かんだり、パートナーとコミュニケーションを密にとれて面白い(マルチに行けるようになれば最高ってことだ)

もっとふらっといろんな場所に積極的に、行こうと思った。

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トライしたルート
1日目:PO壁
・積み木崩し 5.10a(OS,フォロー回収)
・見返り御蔵5.10c(×、3mくらいのところで途中敗退)
・ネックウォーマー5.10b(×、1mくらいのところで途中敗退)

2日目:冨賀浜
・ジャムの学校5.9(再登、トップロープ×1)
・磯ひよどり5.9(ギリギリ再登)
・御前5.10b(RP?、下部のルーフ越えがこなせず、1度テンションで降りてきて時間をあけて再トライしたらそのままノーテンで上までいけた。しかし、終了点直下は左の左御前のラインから登ったようで、RPで良いのかはよくわからない…自分的にはとりあえず満足)

最近復習も兼ねてフォロー回収や、トップロープでリード後に登ることが多いけど、やっぱりリードとトップロープは全然違う。

某野球選手の薬物所持のニュースを聞いていて、覚せい剤には恐怖を取り除く作用があり、パフォーマンスが向上すると言っていて、恐怖コントロールが大事なんだと改めて思った。




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