2016年10月26日水曜日

瑞牆山、小川山(10月22,23日)

土曜日:瑞牆山(前烏帽子岩)
日曜日:小川山(親指岩、小指岩、最高ルーフの岩)

UNさんと小川山、瑞牆。

土曜日はトポのグレードだけを見て(OWを見落として)前烏帽子岩に行くことに…笑

トポを30m進むごとに1回くらい見ていたにも関わらず、カサメリ沢の志賀ランドに迷い込み、なんとかたどり着く。

たどり着いた先は、明らかにここを登れと言わんばかりの美しいワイドクラック達。

そして『水平飛行』の2P目に眼と心を一瞬で奪われる。

最近クライミング目標課題を聞かれることがちょくちょくあって、
特に強い思い入れがあるものは何もないって思ってしまう…笑

唯一白妙橋の『ジャングルジム』という課題は、一つの目標課題だと思うけど、それは自分が5.10aのルートで1ピン敗退していた時に(笑)、小柄な女性がトライをしていて、それが感動的本気トライで、一瞬でクライマーと課題に憧れたというエピソードがあり、今もす強くその時の印象に残っているからにすぎない。

私は何のためにクライミングをしているんだろう?

自分が登りたいと思った美しいラインを自由に楽しく登るため!
と、このはっきりとわかりやすい美しいラインを前に改めて強く思う。

美しいクラックを前にすると、急速にグレードとか、どこどこのジムや岩場の○○課題が登れたとか、登れないとかがどうでもよくなってくる。
グレードやチョーク跡やボルトに縛られることなく、自分の登りたいと思える美しいラインを自由に登れたらいいのにな~と強く思う。


現実は、
『水平飛行』1P目(新緑荒野4P目)5.10aに2時間。
『晩秋荒野』5.10aは下部のセクションでフォール。ハングドックして、右手指1本ゴミカチプッシュで両足を前の壁にスメアして一手ワイドハンドが決まる場所にデッドポイントというヤバイムーブで解決。

まだまだ瑞牆で楽しく遊べるクライマーにはほど遠い…泣

冬シーズンも、ワイドクラックを優先してがんばろう!と西に向かいたいと思い始める…笑

そして、今シーズンの残りわずかな小川山瑞牆も大切にしようと自分の中で誓う。

トライしたルート
1日目:前烏帽子岩
・晩秋荒野 5.10a ×
・新緑荒野4P目 5.10a(OS)

2日目:親指岩,小指岩,最高ルーフの岩
・小川山レイバック 5.9(アップ×2)
・クレイジージャム 5.10d(RP,通算3便,3日,なんと苦戦していた上部で2回ノーハンドレストができた。)

・5月の雪 5.10c(再登×2)(小指岩のスラブ)
・笠間のピンキー 5.10c(×,クラックが途切れるところでフォール。)

晩秋荒野 5.10a



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