2019年6月28日金曜日

有笠山(6/25,26)


春シーズンラストチャンスをかけて有笠山、「海賊船」。

with IKD君、SKT君という富士山ガイドメンバーで!

SKT君@力王 5.11b,クラック向いてそう!

出会った頃は、まさかこんな未来がくるとは(笑)
富士山で運命共同体のような感覚を得られたためか、全く違和感がない不思議な感覚(笑)

「海賊船」の結果は惨敗だったが、秋につながる貴重は2日間だった。



kamechiyo@海賊船パート、核心部の始まり


初日は、「感謝の心」パートから「海賊船」終了点までのヌン掛けをさせてもらった。(今まではパートナーの付き合い的なトライだったので「感謝の心」もこれが初めてのヌン掛け(笑))

想像通り、「海賊船」パート4ピン目のヌン掛けに苦戦し、4ピン目のヌン掛けができず何度もフォールして消耗。
1時間強をかけてようやく終了点までかけられた。(すでにヨレヨレ(笑))

2便目は出だしのランジに苦戦するところから。3回くらい失敗してようやく発射するも、初日はつなげトライの最高到達高度は「感謝の心」3ピン目ちょい上まででフォール。

2日目は1便目から本気レッドポイントトライ。しかし、出だしのランジも成功するのに3~4回くらいかかるし、「感謝の心」パート4ピン目のトラバース中にホール。そのあと海賊船終了点まで抜ける。海賊船パートは第一核心の4ピン目クリップまでのシークエンスは、ノーテン。そのあと、つなげムーブがよくわからなかったので、核心ちょい下からつなげてすべてのシークエンスを明瞭にした。

2日の2便目がラストトライで、RPを狙う気でトライ。しかしまたしても出だしのランジがなかなか決まらず、「感謝の心」の4ピン目付近最後の小核心である、二本指ポッケにデットが止まらずフォール。
私の夏の甲子園はあっけなく終わった(笑)

https://photos.app.goo.gl/rb3J61i9K7tZDBi97
(海賊船 最終便(感謝の心パート4ピン目でフォール))


2日間を通して、思ったことは、持久力の足りなさ(1回テンテンでもTOすると、2便目ヨレヨレでやばい…。)
とムーブの最適化(感謝の心パートの強度が全然落ちない)

荻パン「Rock Lands」壁と「TUNAMI」でのレスト練習と省エネ練習が有効そうな気がする。
あとフィンガーやポケットが出てくる130~140度くらいの傾斜壁のボルダー。( 悪いポッケが3手でてくる)

秋に向けていいトレーニングイメージは沸いた!
夏は海賊船を意識してジムトレ、頑張ろうと思う。
今年中に絶対落とす!!!!!

※※※※※※※※※※※※※※
・おいらの人生 5.10a(6/24 アップ)
・宝探し 5.10c(6/25 アップ)
・海賊船 5.12d(×,×,×,×:通算4日、8トライ経過)

2019年6月23日日曜日

甲府幕岩(6/22)

岩いきませんか。少しでも岩が触れたら幸せです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
という名コンビで行く(笑)、甲府幕岩(笑)  withMさん

本当は有笠の宿題、海賊船のシーズンラストチャンスと思っていたのだけれど、天気だけはコントロールできないから、こればっかりはしょうがない…。

車内で逡巡した結果、行き先は乾きと天気が一番持ちそうな甲府幕岩。しかしアップが終わった10:30、一度土砂降り…。敗退しようと駐車スペースに上がったら、別の岩場から数パーティー流れてきて、踏みとどまり再度甲府幕へ(笑)

そのあとは何とか1日天気が持ち登れた☀
でも岩が触れるだけでは全然満足できず、チーム本気トライ依存症の我々はやっぱり、本気トライになるルートを選んでしまうのであった(笑)

"絶対OSできそうなやつばかり登って何が楽しいの?自分にとってチャレンジングなルートに挑戦する。"という姿勢は、色濃くMさんから影響を受けているし、私はMさんの泥臭いトライをビレイするのが大好きだ(笑)

とはいえ、Mさんは温めていた「ピリカ」 5.10dをFL(昨年いろんな人のビレイをしたためFLとのこと。昨日マスタートライ、1便目で完登)し、「スパイラルリーフ」 5.11bをTO。と昨シーズン甲府幕でマスタートライや1本目が高い課題に躊躇していた人と同一人物とは思えないくらい、課題に負けてない素晴らしいパフォーマンスを見せていて、ますます私はMさんのファンになった(笑)

真剣にピリカをオブザべをするMさん

肝心の自分のクライミングはというと、雨も心配だったので、岩が屋根っぽくなっている、入口のエリアにある「安近短」5.12a/bをOSトライすることにした。
が…出だしのホールドもあんまり持てず、2本目がかけられず、何度も慎重にいきつ戻りつしていたが、ついに戻れない1手を出してしまい、戻れなくなり、2本目もかけられず、1本目にテンションをかけながらぶら下がった。(それでもグランドフォールスレスレ。)

安近短(オブザべのイメージより全然ホールド悪い)
そこから、潔く1度降り、1時間休んで2便目。2本目のぬん掛けはイエローマウンテンにかなり近いホールドを取り何とか掛けそこでハングドックしホールドを確認。OSトライどころか、2便目から全バラシ。コレOSできる人、保持力モンスターだと思う。「爆弾低気圧」でも思ったけど、甲府幕の5.12台のカチホールドは5.11台とはレベルが違うくらい薄い(笑)。しかも「安近短」の3本目ちょい上までの10手ぐらいは、「爆弾的圧」のホールドより全然悪いと思った(笑)

3便目もひたすら落ちないように、疲れないように、思考回路の正常化に最大限注意しながら(
笑)核心ムーブをばらして、最後の色が変わる壁のスラブの入口まで。

4便目:3便目までは全くつなげてないムーブを脳内でつなげ、脳内では勝率50%。落ちそうな懸念セクションその①2本目上のい本指ポッケ止まった!、その②3本目真横くらいのサイドカチのデットがギリギリ止まらなかった~泣、一番いい場所が後数センチ奥だった様子。そしてフォール。
テンション入ったらすぐできたー泣泣
てことで決めきれず、ワンテンでTO。

甲府幕の5.12台は私にとっては壁だと思う。グレードにしては甘いといわれる課題でも、石灰岩とかと比べて、登りずらい…。
OS修行からRP修行となってきた甲府幕。なんとしても、「爆弾低気圧」と「安近短」は登りたいな…。
がんばろ!!!!

スパイラルリーフをOSトライするMさん


※※※※※※※※※
・アコナ 5.10a(アップ)
・なべちゃん 5.8(アップ)
・安近短 5.12a/b(×、×、×、×)

今週のトレーニング(6/17~23)

外岩を含めて振り返ってみると、つなげきれない1週間だった…涙。


火曜日(pump2:18:00~22:30)with IKD君、神大先生、NMさんなど
アップ:ボルダー 30分くらい
・CAVE(ルーフ) 5級の反復練習
・垂壁 黒ホールド 5級(3トライでRP:出だしの横隔はニーロックとアームロックで解決(笑))、
     紫ホールド 4級(OS:粘れるスローパー系だった)など

リード:
《100度》 ・オレンジ 5.10c(OS)/・黄色 5.10d(OS)
《小ツナミ》・赤 5.11b(RP,1便目,3日,6便くらい:乗越て2ピン目くらいの2個目のスローパが持てず、結局6便もかかった。しかしながら、その日の1便目は余裕で前回固めた手に足ヒールができた)
《奥壁》・オレンジ 5.11d(×,×,×,×:つなげていくと左に出るところがやはりつながらず。でも3月より全然楽になった。これは次回決めたい。というか3便目で核心前でのスリップフォールはgomiで、あんなフォールをしているようでは、絶対強くなれないと思った…)

水曜日(エスカラード 15:00~22:30)
NEWセットの壁で2~3級をトライさせてもらう。
《スラブ》・白3級:4撃位(ゴールどりのノーハンドデットが怖かった)/・ピンク3級(宿題、マントル返せず)/・黒4級(唯一宿題になってしまった、スローパーカチ系でサイドホールドの連続。ゴールどりが怖くて断念)/・緑2級(宿題:ごみのようなカチをつなげる課題足が届かせられず…)その他4~5級はOS

《100~120度》・オレンジ3級:2時間くらい(つなげていくとポッケが止まらなくてやばかった。1時間バラシとトライを繰り返し、1時間レストののちRP)/オレンジ3級(宿題:ゴールどりのカチから1手出せず。1トライしかしてないので次回は落としたい)/緑3級(3トライでRP)/青2級(スローパー系:4手目くらいのサイドスローパーが全然きかせられず)/赤&ハリボテ2級(宿題:でかいハリボテにダイノはできるようになったけれどその先が続かず、後回し)/スローパーの連続2級(宿題:トライした2級の中では一番可能性を感じた課題、ゴール2手手前まで)

《140度》・4~5級は全OS/・紫3級(RP:3撃くらい:OSトライでは出だしのランジができなくて焦ったが、その次のトライでできた)/・緑3級(宿題:こちらも結構打ったのだけど、距離感が悪く、カチの連続ホールドで1手1手足切れになる感じ。面白いんだけど、つなげていくと強度に耐えられずなかなか進まず…。次回落としたい課題NO.1に決定)


金曜日(PUMP1 12:00~19:00)with AKさんとHGさん、ボルダーはARさん
憧れの女性、AKさんからのお誘いで、4、5か月振りのPUMP1へ。しかもリードのあとボルダーしていたら、私から見るとレジェント的なARさんとセッションさせていただいたりと、新鮮な1日だった。

リード:
《ショートウェーブ》・赤 5.10a(落ち練:初めてご一緒する為、お互いに落ち練をした)
《富士山》・黄緑?(色を忘れた) 5.10b(OS)
《ほこら左》・青 5.10d(OS:悪く感じた)/緑 5.10b(OS?or再登)
《ほこら右》・緑 5.11a(OS:オブザべより簡単に感じた、しかしPUMP1は5.11aでもOSだと緊張する)/・赤 5.11b(OS:本日1番頑張ったオンサイトトライ)
《一反木綿》・黄緑 5.11c(×,×:全部サイドスローパ(笑)、クリップ難しい系:OSトライで、何とかのっしくらいまで行ったものの、レストできず、距離だしできずフォール…。2便目も1手しか進まず…涙、OSトライはよかったし、レスト時間も1時間取ったんだけどね…。スーパーフレッシュじゃないとダメそうだし、レストがあんまりできないだけに登り切れるか不安。)
《奥壁》・緑 5.10d&白 5.11a(連続トライで何とか再登)

ボルダー:
《奥の垂壁》・黄色 4級(RP:3撃:出だしのランジがまたしても初見でできない~涙ってなったけど3回目でできた)、オレンジ 5級(OS)
《横隔》・ピンク 4級(3撃:出だしのサイドスローパが止まらない~。ってなったけど、上半身のひねりを意識したらできた~。)
《スラブ》・青5級(2撃:OSできず…大きく出る動きはホント外す、自分の課題)・紫 2級(スローパー&外形カチの連続:一番頑張った課題。30分くらいバラシとつなげを繰り返し何とかRP)/・青 3級(RP:3撃:卵スローパーにニーロックムーブをご指導いただき数トライで登れた。1人だともっと打ってたかも…)
《120度》・白□3級(FL:ARさんとセッションその①)/・白×3級(宿題:最終的にゴール1手手前のサイドスローパーが返せず…。セッションその②)/・青バー2級(宿題5手目のソラマメに飛び出せず、強度的にも限界を感じセッションを辞退(笑)


沢山登った1週間だったけど、リードの成果はあまりなく、とにかくレストができず小難しいムーブの連続に弱いことを改めて痛感した。ベースキャンプロックフェス、エントリーしたので精進していきたい!!


なんとなくPUMP2の写真(笑)




2019年6月18日火曜日

先週のトレーニングとコンペの振り返り(東京選手権大会、リード)(6/10~16)

さて、忙しすぎた先週の振り返り。

月曜日:荻パン(18:00~22:00)
アップ:Rock Randsの課題の4級までの課題の再登。
本気トライ:Bleau:ピンク 4級(3週目:出だしのスローパがバラシで3回に1回くらい止まるようになりプルプルしながら、何とかRP)
       Yosemite:緑 4級(1時間ぐらいかけてRP、持つ場所核心)

その他アディダスロックスターの想定課題を少しトライしたものの、全然できず。
      
水曜日:秋パン(18:30~21:30)
アップ:ルーフの対面の薄被り10Q~4Q(4Q~5Q)(4級2本登り切れず。黄色、スローパー系と、緑、ランジ系。)
本気トライ:3階のルーフ壁 黄色(3週目:アンダーの薄いカチで足が切れるときのひきつけが前回よりだいぶ楽に感じられた。あらかじめ、ロック態勢でホールディングに入ることを意識した。その日の3トライ目くらいでRP)

その他垂壁コーディネーション系の黄色と緑4級は敗退(でもこちらどちらもはコツを掴めそうな雰囲気はかんじたが、時間切れ)

ルーフの2階と3階の課題の今まで登れた課題の再登。(初めて登れた時よりも、だいぶ楽に感じられた)

金曜日:PUMP2(18:00~21:00)
pump2スタッフチームに混ぜてもらい、OHさんと概ねご一緒させていただきました。
本当にありがとうございます!

《小ツナミ》・ピンク 5.10b(アップ)/・黄色 5.10a(アップ)/・赤 5.11b(×,×,×:2便目で絶望的に持てないホールドを保持せず、手に足ヒールでムーブができた!と思ったら、3便目でつなげていくと全然できなかった。)
《タワー右》・茶色 5.10ⅾ(OS/アップ)
《一反木綿》・紫 5.10c(アップ)
《奥壁》・赤 5.12a(FL:何度か人がトライしているのをみたことがある為、FL:これは半年前から得意系だと思って温めていたので、コンペ前のメンタルトレーニングとして勝癖を意識する為にこのタイミングでトライ。1週間イメージしていただけに、うまくはまって1撃できた。PUMP2では去年TUNAMIのピンク 5.12aをOSして以来久しぶりの1撃だっただけにとても嬉しかった。
最近は、冬のスランプは抜け出せたと感じていて、自分のコンディションも良いと最終調整では思っていた…。

そんな感じでのぞんだ、東京選手権大会・リードだったが…(6/17)



ハングまで予選も決勝も行けなかった(涙)そして傾斜にしてはスローパーばっかで焦った…。

1本目:赤(推定5.13前半)(スタッフの方や周囲の方々と会話した限りこれくらいのグレードだということで共通認識した、予選、決勝ともに同じくらいのグレードとのこと)
自分カテゴライズとしては、クリップ怖い系。

5ピン目くらいでうっかり足を絡ませ、目の前のクリップができず、1手何とか戻りなんとかクリップ。到達高度はその次の手まで。でも大怪我するところだったので、何とか処理できて満足。(ホントしょぼい限り)

2本目:黒(推定5.13前半)自分カテゴライズとしては、ムーブ難しい系。

こちらも到達高度は5ピン目くらいで予選と同じくらい、自分のオブザべ目標到達地点まではクリア(笑)
ユース選手の登りを見ていると、概ねどこでもレストできていて、自分の得意ムーブはレストだと思っていただけに、圧倒的なレベル差を感じた。

というわけで、どちらもリードもボルダーも、圧倒的最下位で終了。
そもそもボルダーもリードも出場してよかったのか疑惑が残る…。
競技以前の問題で危ない人なんじゃないかという…。最近のクライミングでは、ダントツ1位でケガのリスクを感じた…。

なので、もし来年出場するのであれば、オンサイトトライで5.12後半くらいが勝負になる感じではないと、安全上出場してはいけないのではないかと思ったので、来年の出場を目指して、頑張りたいと思う(笑)

ボルダーもリードも精神的にも肉体的にも非常に疲れたが、BJC、LJCの上位選手の登りもじっくりと見ることができたし、ボルダーもリードも自分では絶対触らない課題だと思うので、そういう課題に真剣に取り組み、自分の弱点や弱さを肌で感じられたのはとても良かった。

そして課題や出場選手に食らいついていくことができれば、絶対強くなれると思ったので最底辺の特権(失うものも、プレッシャーも何もないこと)を最大限に生かして今後ともがんばろうと思う。
そしてコンペの経験は岩にも生きると思っている(コンペでのトライのプレッシャーは外岩の限界グレードのMOS以上に匹敵すると感じた)ので、今後も積極的に出たいと思う。

最後になりましたが、いつもスタッフの皆様の大変さは測りしてないものがあるなと思っていました。本当にありがとうございます!


反省会!がんばろ!!!!






2019年6月15日土曜日

三つ峠(6/6)、小川山(6/8)

もうすっかり先週のこととなり、記憶も薄れはじめ、やばいと思い忘れないよう記録。
この1週間は精神的にはコンペとテスト3つに追われ、目まぐるしく日々が過ぎてしまった。

マルチとかスラブとかやっぱ自分にとってはheavyだ。有笠とか、御前岩とかの方がよっぽど気楽だ。(だから筆が進まない説も)

改めて、花崗岩に足が向いていない現状は甘えだ。
いつまでも、低グレードマルチさえなかなか行けるようにならないとか、
極論のことを考えると北杜市に住んでいない時点でやる気がないんじゃないかとか、
ヨセミテとかに毎年遠征してない時点で、クライマーとして終わっているんじゃないかとか、
言い訳や意味のないことばかり久しぶりに考えてしまったのだけど(笑)

一言でいうと、ただ三つ峠で遊ぶのも、小川、瑞牆で遊ぶのも登りも、純粋な登り以外の部分もいっぱいいっぱいなだけで、できない、苦手だと思うことを精一杯頑張ればいいだけなんだと思う(笑)

三つ峠で遊びたいわけではないのだけど、三つ峠でまともに遊べないのはどうなんだっていうこと。


6/6 三つ峠は、師匠の講習で、6/8 小川山は悪天候で、割れ目活動に行けなく、岩乾き
カードのもと、行っただけ…。
それでもプチトラブルはいろいろあったし、様々な未成熟部分を感じた。

なんかこの写真気に入った。


以下反省点(三つ峠)with IUさん
《よかった点》
1.普通のマルチのリードの流れ(リードして、ビレイ点で切ってビレイする)はスムーズにできた。
2.準備などの行動の速さには少し成長が感じられた。

《悪かった点》
1.ロープが絡みそうなことに無頓着。(さすがに大々的に大変な事態は起こさなかったが、師匠のロープを誰が外して渡すなどの場面で、あまり深く考えず、なんどか絡んでしまった。)
→セカンドのビレイを解除する前にロープの受け渡しをするのがよさそう。
  またテラスで反射的に動く癖を発見したので、改善項目として意識する。

2.リードの状況をあまり想像できていない。ロープがスタックしたときに、ひかれないのかリード中なのか自分としては判別できず、なかなか行動に移せなかった。
→詳しくは『石田登山塾日誌』をご確認ください。

3.手癖の悪さ。ダブルロープのビレイに若干苦戦したり、(そもそもここ数年ダブルロープを使う場面が少なく、講習のみじゃないかという経験の積んでなさ)ロープ裁きが微妙だったりして、指摘を受ける場面があった。もっとジムから意識する必要性を感じた。

4.暗くなってからの焦り。壁を抜けてからの下山のアプローチの思慮が浅く、焦りもあり正常な判断ができていないと感じた。このせいで、瑞牆で相当下山中迷ったことあるので注意したい。


(小川山)with HSさん

素晴らしい安定感のHSさん。スラブに向いている疑惑!


《良かった点》
1.エリアの選定は(ソラマメスラブ中心)はよかったんじゃないか(すでに午前中から岩は乾いていて普通に登れた)

2.アプローチについてのディスカッションはうまくいったのではないだろうか(お互いの主張は食い違うことなく、片方が置いて行かれることもなく建設的だったと思う。

3.スラブでも、ミニマムボルトでも登る気にようやくなれた。というかスラブ登りこみたいし上手くなりたいと思えた。今までムーブがあまり安定せず、恐怖が強すぎたんだと思う。今後は少しずついろんなスラブエリアに行きたいとまで思えた(成長)!

《悪かった点》
1.ロング・ロング・アゴー 5.10b(スラブ系)の最後のピンから2メートルくらい進んだところで、急に右足が滑り始め、焦る。感覚では傾斜が若干強くなったと感じた。(HSさんは全く感じなかったみたいだったので思い込みなのかもしれないが。)
その時はとにかく足の震えが収まるまではレスト、最悪のシナリオを思い描く(1メートルくらいクライムダウンできたので、落ちそうになったら1m戻って落ちますコールを想定)
他のライン取りを数歩進んで探す→こちらで解決。
そこまでは全セクション比較的余裕があったため、いまだに足が滑り始めた理由はわからないのでモヤモヤしているが、解決策はよかったのではなかろうか。

2.スラブの逆襲でのライン取りのわからなさと突っ込めなさ
持てないと動けないという弱点が浮き彫りに…こういう課題をもっとやりこまねばいけないのではないかと思う。しかもOS権を残して敗退。朝と夕方に2回トライしたのに進捗ナシ。三倉のブー(5.10a)
、ぬかよろこび(5.10a)とか、瑞浪の卵型スラブが登り切れてないからこうなるのだと思う。
できないことはやらないと絶対できるようにならないのだから、向き合わなければならないのだと思う。
瑞浪の卵型スラブ!!!!!(全然無理 2018.11時点)

と、2日間モヤモヤ、課題、学び、楽しさなどが盛り込まれた大変貴重な2日間だった。

花崗岩で自由に遊びたいと思ったときに、スラブとワイドに苦手意識があったので、少し長め(といっても5P以上くらい)のマルチに行けるきは全然しなかった。
しかし突破口は少し見えた気がする。


有笠でやっている「海賊船」のトライの対極にある、安定してすべて(花崗岩クラック全サイズ~カサメリのような垂壁、スラブ)の5.10台がOSでき普通の速度で登れ、スムーズにロープ操作ができることということこそ、自分の目指す方向としてはかなり重要なので、こちらもしっかりとがんばっていきたい。

スラブ修行、がんばろ!


※※※※※※※※※※※※※※※※※※
トライしたルート(小川山)
《ソラマメスラブ下部》
・甘食 5.10a(MOS:乗越のところが怖かった、やや右ラインを選択、左でも行けそう)
・三色すみれ 5.9(FL:中間部と最上部でやや苦戦)
・ロング・ロング・アゴー 5.10b(MOS:上記記載の通り)
・そらまめハング 5.10c(MOS:この日一番登りやすかったで賞を受賞)
・スラブの逆襲 5.11b(OS権を残して敗退、10回くらい地面に戻る。気持ちが弱いのか、大切にトライしているのかモヤモヤ)













2019年6月9日日曜日

今週のトレーニング(6/3~9)


6/4 PUMP2 (18:00~22:30)
with:神大先生
ボルダー中心にトレーニング。
《成果》
◆まぶし壁(120度) 白□ 3級(RP:これで120度は3級まで全クリ)
◆100度
・緑 4級(ゴールどりがなかなかできず5回くらいかかった)
・黄色 3級(3回目で決めきれた(前回の宿題回収)
◆90度
・緑?4級(OS:なんか久々の4級OS)
・黄色 5級(3~4回くらいかかって何とかRP:出だしの足ブラがホールドの持ち感が悪くなかなかできなかった。)
・紫 4級(スタートをいろんな人に教えてもらい何とかRP)

《宿題》
◆100度の青 3級(ゴールどりまで行けたのでなんとかなりそう。でかいスローパーをつなぐのは純粋にトライしていて楽しいし、絶対登りたい)

◆小ツナミの赤 5.11b(×、×:垂壁面に変わったところの2個目のドーナツスローパーが全く持てない…涙。全然持てる気がせずホントどうしようかと思うレベル…)

6/5 エスカラード
3級くらいの週課題を数本セッションで。
人気のカチ&ポッケの長物は35手中30手まで(指が久々に死んだ)
2級の週課題もトライしたが、核心を超えられず。
持てないホールド足なくなるのはしんどいな~。ごまかしテクはあんまり引き出しに無いことを痛感。

6/6 三つ峠(I塾マルチピッチ講習に参加させてもらう)
→後ほど記載

6/8 小川山→後ほど記載


小川山も含めて、持てないホールドの処理にモヤモヤした1週間なのでした…。

2019年6月3日月曜日

有笠山(5/30)

Team 木曜日及び"有笠、海賊船"みたいになってきた有笠。
こうして人は同じ人と同じ岩場に毎週行くことになるのだろう(笑)


先週の海賊船はこちら(笑)


しかしながら、大学生とクライミングバムの紙一重であるIKD君は先週の木曜日からすでに「海賊船」3日目という状態くらい、海賊船にすべての情熱をささげているようなので、すでに私よりだいぶ進んでいた(笑)
また先週はYDさんというワイドクラック好きのクライマーにも出会うことができ、クラックの話に花が咲き、瑞牆に行きたくなった(笑)
 
しかし海賊船を見ると、"がんばろ"と思えるのでRPできるまで頑張ろうと思う。
1便目は案の定、3ピン目~4ピン目間のムーブができず3ピン目で敗退。
2便目は少し進んで、4ピン目のクリップがギリギリできないところまでで敗退。
3便目は、なんとか4ピン目のクリップに成功しTOできた。しかもムーブは迷う場所はなさそうだし、概ね全部のムーブはハングドックすればできた。

課題としては、4ピン目のマスタームーブができそうになかった点で、ヌン掛けに苦戦しそうな気がした。なので次回はヌン掛けしながら、感謝の心から海賊船まで通しを行い、RPにかけるって感じかな~。ヌン掛けに苦労しそう(下手したら1便目でかけきれない可能性も十分ある)なので、まとまって2日行ければ、RPの可能性は十分ありそうな気は勝手にしているが果たしてどうなるか…。

ということで6月後半にできれば、スパートをかけたいところ。
海賊船のムーブをぼんやりと考える日々を送っていて、ついに片思いモードにも突入してしまっていたりする(笑)

片思いモードは長引かせると拗らせやすいので(笑)限られたチャンスを大切にし、しっかり決めきれるトレーニングを一層積もうと思う。


なかなか開いてないというラーメン屋に入れた!絶品★

※※※※※※※※※
フェアリー
・パトラッシュ 5.10c(FL/アップ:パスファインダーの面の右端のルート)
・ラスカルの手洗い 5.10a(FL/アップ:パトラッシュより難しく感じた)

有笠山 アドベンチャーランド
・海賊船 5.12d(×,×,×→ようやくTO)

先週のトレーニング(5/27~6/2)

5/28(火):荻パン(18:00~21:30)


アップ 1時間くらい(10級~5級)
Rock Landsの課題の再登中心

本気トライ
〈Bleau〉
・緑 5級→コーディネーションっぽい見た目のやつ。足が切れなくて両手を離すという課題はなかなかないので面白かった。しかしRPまでに5トライくらいはしたと思うので、このレベルがコンペで登り切れるギリギリなのかもしれない。
・紫 4級→3トライ目くらいでRP (先週めちゃくちゃやっていたのでうれしかった。垂壁面にでた先のスローパーを全力で持った(笑)
・白 3級→× 傾斜の変わるところのポッケへ距離だしができず。でも可能性は感じた。
・ピンク 4級→× こちらは全然できない…泣(スローパーに飛び出すのはだいぶ良くなってきた気がするけど、残念ながら止まらず…)


Bleauってこの壁!


〈Rock Lands〉
・黒3級→Oh.神様お買い得そうな匂いがする!と思いトライを始めたが、ゴール前のスローパーが止まらず、気づけば1時間。惨敗。

〈Yosemite〉
・黒 4級→時すでに21時前にして成果1本(紫 4級のみ)はマジでまずい。と思い、GW前は全然できず、封印していたスラブの黒をトライ。中間部のハンドジャムと思っていたら、別にハンドジャムではなかったけど、出だしを超えたらあとは粘りをみせRP。

ということで成果2本(しかも4級)で満足して帰っていく弱者(笑)

5/30(木):有笠山(後ほど記載)

6/2(日):PUMP2(10:00~17:30)

~I塾期待の星、YIさんと、クライミングと人生の両立をもっとも実現していると思われる
Kちゃんの夢のコラボレーションを開催(笑)~
 
YIさんは予想通り、抜群の安定感とトライ前のオブザべ、レッドポイントトライに対する集中力を高めることに余念がなく、取り組んだすべての課題(7本中、6本OS,1本RP)を回収していた。

期待の★ YIさん♡

PUMPに100回では全然きかないほど通い、リードジムやPUMPの壁と課題に慣れすぎてしまった私にとってはYIさんの謙虚で真面目な姿勢に終始心を打たれ、とても良い刺激を受けた。
ほんといろんな人と登りに行った方がいいなと思う。自分の常識を常に疑問視することは、絶対大事だと思う。

しかし、私にとっても久しぶりなPUMP2(でもよく考えたら2週間ぶり(笑)?)では、次回のOS目標としていた、TUNAMIのオレンジ5.12aは2撃、タワーの赤 5.11dも3便で炎のRPと全然OSできなかった。ただ気づきとしては最終クリップが足元以上だとどんなに高度が高くても、クリップのめどがたたないと、諦めてしまうということが判明。なかなか克服するのは難しい問題だと思った。

〈トライしたルートは以下の通り〉→全然進んでナイ(笑)

《小ツナミ》
・緑 5.11a(OS)/・茶色 5.10c(OS)
《ツナミ》
・オレンジ 5.12a(×,RP)
《タワー》
・赤 5.11d(×,×,RP:ピンチホールドを持つと急速にパンプする気がした。ハンドグリッパーがトレーニングに必要かも(笑))
追い込みで《奥壁》・緑 5.10d(落ちそうになった)/《ショートウェーブ》・黄色 5.10a

ところで目標とクライミングに対する組み方についてのディスカッションが多く見受けられた女子会だったが、目標については自分の登りたいルートを自由に登る力を身に着けるということばかり繰り返し口にしていた気がする(笑)

取り組み方としては目的がないまま何も意識せず漫然と登らない、ジムでも外でもせり勝ち(ギリギリの状態で決めること)する、最近はリードはOSトライ、ボルダーはRPトライの練習に向いているのではないかと考えている。

うーん。こちらもなんかいつも考えていること過ぎるのでそろそろ、なんか新しいひらめきはないものだろうか(笑)
それは今後このメンバーで登ればひらめきそうな気もするので、今後に期待♡
とにかく登りも飲み会も楽しかった!ありがとうございました~。