2019年6月15日土曜日

三つ峠(6/6)、小川山(6/8)

もうすっかり先週のこととなり、記憶も薄れはじめ、やばいと思い忘れないよう記録。
この1週間は精神的にはコンペとテスト3つに追われ、目まぐるしく日々が過ぎてしまった。

マルチとかスラブとかやっぱ自分にとってはheavyだ。有笠とか、御前岩とかの方がよっぽど気楽だ。(だから筆が進まない説も)

改めて、花崗岩に足が向いていない現状は甘えだ。
いつまでも、低グレードマルチさえなかなか行けるようにならないとか、
極論のことを考えると北杜市に住んでいない時点でやる気がないんじゃないかとか、
ヨセミテとかに毎年遠征してない時点で、クライマーとして終わっているんじゃないかとか、
言い訳や意味のないことばかり久しぶりに考えてしまったのだけど(笑)

一言でいうと、ただ三つ峠で遊ぶのも、小川、瑞牆で遊ぶのも登りも、純粋な登り以外の部分もいっぱいいっぱいなだけで、できない、苦手だと思うことを精一杯頑張ればいいだけなんだと思う(笑)

三つ峠で遊びたいわけではないのだけど、三つ峠でまともに遊べないのはどうなんだっていうこと。


6/6 三つ峠は、師匠の講習で、6/8 小川山は悪天候で、割れ目活動に行けなく、岩乾き
カードのもと、行っただけ…。
それでもプチトラブルはいろいろあったし、様々な未成熟部分を感じた。

なんかこの写真気に入った。


以下反省点(三つ峠)with IUさん
《よかった点》
1.普通のマルチのリードの流れ(リードして、ビレイ点で切ってビレイする)はスムーズにできた。
2.準備などの行動の速さには少し成長が感じられた。

《悪かった点》
1.ロープが絡みそうなことに無頓着。(さすがに大々的に大変な事態は起こさなかったが、師匠のロープを誰が外して渡すなどの場面で、あまり深く考えず、なんどか絡んでしまった。)
→セカンドのビレイを解除する前にロープの受け渡しをするのがよさそう。
  またテラスで反射的に動く癖を発見したので、改善項目として意識する。

2.リードの状況をあまり想像できていない。ロープがスタックしたときに、ひかれないのかリード中なのか自分としては判別できず、なかなか行動に移せなかった。
→詳しくは『石田登山塾日誌』をご確認ください。

3.手癖の悪さ。ダブルロープのビレイに若干苦戦したり、(そもそもここ数年ダブルロープを使う場面が少なく、講習のみじゃないかという経験の積んでなさ)ロープ裁きが微妙だったりして、指摘を受ける場面があった。もっとジムから意識する必要性を感じた。

4.暗くなってからの焦り。壁を抜けてからの下山のアプローチの思慮が浅く、焦りもあり正常な判断ができていないと感じた。このせいで、瑞牆で相当下山中迷ったことあるので注意したい。


(小川山)with HSさん

素晴らしい安定感のHSさん。スラブに向いている疑惑!


《良かった点》
1.エリアの選定は(ソラマメスラブ中心)はよかったんじゃないか(すでに午前中から岩は乾いていて普通に登れた)

2.アプローチについてのディスカッションはうまくいったのではないだろうか(お互いの主張は食い違うことなく、片方が置いて行かれることもなく建設的だったと思う。

3.スラブでも、ミニマムボルトでも登る気にようやくなれた。というかスラブ登りこみたいし上手くなりたいと思えた。今までムーブがあまり安定せず、恐怖が強すぎたんだと思う。今後は少しずついろんなスラブエリアに行きたいとまで思えた(成長)!

《悪かった点》
1.ロング・ロング・アゴー 5.10b(スラブ系)の最後のピンから2メートルくらい進んだところで、急に右足が滑り始め、焦る。感覚では傾斜が若干強くなったと感じた。(HSさんは全く感じなかったみたいだったので思い込みなのかもしれないが。)
その時はとにかく足の震えが収まるまではレスト、最悪のシナリオを思い描く(1メートルくらいクライムダウンできたので、落ちそうになったら1m戻って落ちますコールを想定)
他のライン取りを数歩進んで探す→こちらで解決。
そこまでは全セクション比較的余裕があったため、いまだに足が滑り始めた理由はわからないのでモヤモヤしているが、解決策はよかったのではなかろうか。

2.スラブの逆襲でのライン取りのわからなさと突っ込めなさ
持てないと動けないという弱点が浮き彫りに…こういう課題をもっとやりこまねばいけないのではないかと思う。しかもOS権を残して敗退。朝と夕方に2回トライしたのに進捗ナシ。三倉のブー(5.10a)
、ぬかよろこび(5.10a)とか、瑞浪の卵型スラブが登り切れてないからこうなるのだと思う。
できないことはやらないと絶対できるようにならないのだから、向き合わなければならないのだと思う。
瑞浪の卵型スラブ!!!!!(全然無理 2018.11時点)

と、2日間モヤモヤ、課題、学び、楽しさなどが盛り込まれた大変貴重な2日間だった。

花崗岩で自由に遊びたいと思ったときに、スラブとワイドに苦手意識があったので、少し長め(といっても5P以上くらい)のマルチに行けるきは全然しなかった。
しかし突破口は少し見えた気がする。


有笠でやっている「海賊船」のトライの対極にある、安定してすべて(花崗岩クラック全サイズ~カサメリのような垂壁、スラブ)の5.10台がOSでき普通の速度で登れ、スムーズにロープ操作ができることということこそ、自分の目指す方向としてはかなり重要なので、こちらもしっかりとがんばっていきたい。

スラブ修行、がんばろ!


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トライしたルート(小川山)
《ソラマメスラブ下部》
・甘食 5.10a(MOS:乗越のところが怖かった、やや右ラインを選択、左でも行けそう)
・三色すみれ 5.9(FL:中間部と最上部でやや苦戦)
・ロング・ロング・アゴー 5.10b(MOS:上記記載の通り)
・そらまめハング 5.10c(MOS:この日一番登りやすかったで賞を受賞)
・スラブの逆襲 5.11b(OS権を残して敗退、10回くらい地面に戻る。気持ちが弱いのか、大切にトライしているのかモヤモヤ)













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